私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年11月28日

11月28日(土曜日) 佐用の鉄(「播磨国風土記」より)



 おはようございます。
 
 なんかいい天気になってきました。
 予想最高気温は13℃ですが。


 2度寝したらこの時刻になってしまいました。
 出勤はするのですが、家庭訪問とかは無いので、まあゆっくり出ます。




「古代からのメッセージ 播磨国風土記」の
「遠い異境への往還 直木孝次郎」より

 讃容郡(さよのこおり)の鹿庭山(かにわやま)の項

山の四面(よも)に十二(とおあまりふたつ)の谷あり。皆、鉄(まがね)を生(いだ)す。難波(なにわ)の豊前(とよさき)の朝廷(みかど)に始めて進(たてまつ)りき。見顕(みあらは)しし人は別(わけべ)の犬、其の孫(うまご)等(ら)奉発(たてまつり)初めき。

 讃容郡は現在の兵庫県佐用郡佐用町。千種川の上流地域です。今の地図だと「かにわやま」にあたるところはわかりませんが、佐用町の西部、美作国との境あたりの山とのこと。

 播磨国風土記にもあちこちに「この山鉄を出す」との記述があるそう。

 別部は和気清麻呂を出す和気氏の部民。
 備前国の和気郡を本拠にしていて、備前も製鉄が盛んなので、そこの人たちが佐用まで来たのだろうと。
 「千種鉄」で有名。
 現在でも山道を歩いていると道の脇に鉄滓(てつかす)がうずたかく積まれたままになっているのを、直木さんは見ている。(注。古代のものではなくて、近世の製鉄遺跡のものだろうけど)

 そう言えば、滋賀県の比良山の峠の1つに「金糞峠」というのがあり、そこに登っていく谷には、そこここに「金糞(鉄滓)」が落ちています。




追記
  和気清麻呂について。
  Wikipediaにも出てますが、弓削道鏡が宇佐八幡の神託で天皇になろうとした時、もう一度神託を確認するために遣わされたのが和気清麻呂ですね。
  で、天皇から名前を変えられちゃったと。
  別部穢麻呂(わけべ の きたなまろ)に・・・
  昔の人って露骨やなあ・・・
  その時、鹿児島に流罪になっています。

  そこまでは聞いたことがあったのですが、
  称徳天皇崩御・道鏡失脚後、復位してはるんですね。
  それは知らなかった。

posted by kingstone at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック