おはようございます。
快晴です。
「古代からのメッセージ 播磨国風土記」の
「地中に眠る古代の祈り 大平茂」より
神道考古学の時代区分
・前神道期 主として縄文時代およびそれ以前
土偶・石棒
・原始神道期 弥生時代から古墳時代
発生期 弥生時代(手捏(てづくね)土器)
成育期 ほぼ古墳時代前期
(鏡・剣・玉類、
鍬形石・車輪石・石釧(いしくしろ)などの碧玉製品、
鉄製・滑石製の模造品)
成立期 古墳時代の中・後期
(滑石製模造品)
・歴史神道期 古墳時代末期以降(仏教・道教の影響)
(人形を中心とした木製祭祀具・人面墨書土器・土馬etc.)
(1)手捏ね(てづくね)土器
粘土塊の中央に指でくぼみを作り,
しだいに周囲の壁を薄くして器の
形に仕上げる
(2)紐作り土器
粘土紐,あるいはそれを平らにした
粘土帯を環状(輪積み),螺旋(らせん)
状(巻上げ)に積み重ねて器の形を作る
(3)型起し(型作り)土器
既成の土器の下半部や籠あるいは専用
の型を用意し,その内側に粘土を押し
つけて器の形を作る