※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年09月29日

9月29日(火曜日) 滝口に灯(ひ)を呼ぶ声や春の雨(与謝蕪村)


 おはようございます。

 快晴です。
 お昼は暑くなるんだろうか?


滝口に灯を呼ぶ声や春の雨(与謝蕪村)

 滝を見に行っているのかと思いました。
 しかし、句を持ってきてる「蕪村の俳句集 >>>」を見ると「禁中警護の武士たち」なんて書いてある。
 ??と思って検索をかけると

コトバンクの中のデジタル大字泉では

たき‐ぐち【滝口】

1 滝が落ちはじめる所。滝の落ち口。
2 清涼殿の北東にある、御溝水(みかわみず)の落ちる所。
3 平安・鎌倉時代、蔵人所(くろうどどころ)に属し、
  2の詰め所にいて、宮中の警衛に当たった武士。
  滝口の武士。

 となってます。灯を呼んでいる(灯をつけろ、と叫んでいるのかな)ってことは、やっぱり2.3の意味か。で、3だとすると、芭蕉の「夏草やつわものどもが夢のあと」みたいに過去を思い出している句なのかな?

posted by kingstone at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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