おはようございます。
快晴です。
お昼は暑くなるんだろうか?
滝口に灯を呼ぶ声や春の雨(与謝蕪村)
滝を見に行っているのかと思いました。
しかし、句を持ってきてる「蕪村の俳句集 >>>」を見ると「禁中警護の武士たち」なんて書いてある。
??と思って検索をかけると
コトバンクの中のデジタル大字泉では
たき‐ぐち【滝口】
1 滝が落ちはじめる所。滝の落ち口。
2 清涼殿の北東にある、御溝水(みかわみず)の落ちる所。
3 平安・鎌倉時代、蔵人所(くろうどどころ)に属し、
2の詰め所にいて、宮中の警衛に当たった武士。
滝口の武士。
となってます。灯を呼んでいる(灯をつけろ、と叫んでいるのかな)ってことは、やっぱり2.3の意味か。で、3だとすると、芭蕉の「夏草やつわものどもが夢のあと」みたいに過去を思い出している句なのかな?