私の関わりのある法人
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 あくまでも、私個人の意見です。

2015年09月10日

9月10日(木曜日) 庭(三好達治「測量船」より)


 おはようございます。
 日本全国で見ると、関東は土砂災害などまだまだ油断できないようです。
 私の地域は天気予報は曇りですね。




         三好達治
 夕暮とともにどこから来たのか一人の若い男が、木立に隠れて池の中へ空気銃を射つてゐた。水を切る散弾の音が築山のかげで本を読んでゐる私に聞えてきた。波紋の中に白い花菖蒲あやめが咲いてゐた。

 築地の裾を、めあてのない遑だしさで急いでくる蝦蟇の群。その腹は山梔(くちなし)の花のやうに白く、細い疵が斜めに貫いたまま、なほ水掻で一つが一つの背なかを捉へてゐる。そのあとに冷たいものを流して、たとへばあの遠い星へまでもと、悪夢のやうに重たいものを踏んでくる蝦蟇の群。

 瞳をかへした頁の上に、私は古い指紋を見た。私は本を閉ぢて部屋に帰つた。その一日が暮れてしまふまで、私の額の中に散弾が水を切り、白い花菖蒲が揺れてゐた。


 空気銃のこととか考えると、実際に見た情景ではなく、頭の中で作っただけの情景なのかな?

「空気銃を射つて」「散弾の音」

 空気銃で散弾はないんとちゃう??

よくある質問「え、空気銃?ハンターなら散弾銃じゃないの?」の答え。
Wikipedia 「空気銃」

「遑だしさ」文の流れからは「あわただしさ」と読みそうだけど・・・でもそれだと漢字は「遽しさ、慌ただしさ」
 例文として「警句の連発に一々感服するに遑あらずだが」では「いとま」つまり「空いた時間」みたいな意味で使われている。
 なんだかよくわからんなあ・・・
posted by kingstone at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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