※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年07月29日

7月29日(水曜日) 坂本遼(さかもとりょう「播磨ゆかりの50人」より)


 おはようございます。

 なんか今にも雨が降りそうなくらいもやってます。


坂本遼(さかもとりょう)
1904〜1970

 加東郡東条町生まれ。
 Wikipediaによると

1904年(明治37年)、兵庫県加東郡上東条村に生まれる。父は教職で兵庫各校の校長として辺地教育に力を注ぎ、そのため家庭を顧みるいとまがなく、母が農作業に従事して一家を切り盛りした。

 お父さん・・・家庭を顧みない
 お母さん・・・農作業をし、家事をし・・・

 なんかねえ・・・

 さて、坂本遼さんは関西学院大学英文科を出てはるそう。
 で、学友の草野心平とガリ版摺りで同人誌を作る。(今の同人誌とイメージは・・・違うような、でも本質は同じような・・・)

 坂本さんのキーワードって「おかん」「たんぽぽ」らしいね。

1.生い立ち(加東市・横谷) 農家の貧しさ原風景


まあ、そんな中での「春」という詩なわけね。


            坂本遼
 おかんはたった一人
 峠田のてっぺんで鍬にもたれ
 大きな空に
 小ちゃいからだを
 ぴょっくり浮かして
 空いっぱいになく雲雀の声を
 ぢっと聞いてゐるやろで

 里の方で牛がないたら
 ぢっと余韻に耳をかたむけてゐるやろで

 大きい 美しい
 春がまわってくるたんびに
 おかんの年がよるのが
 目に見えるようで かなしい
 おかんがみたい 
posted by kingstone at 06:48| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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