おはようございます。
なんか今にも雨が降りそうなくらいもやってます。
坂本遼(さかもとりょう)
1904〜1970
加東郡東条町生まれ。
Wikipediaによると
1904年(明治37年)、兵庫県加東郡上東条村に生まれる。父は教職で兵庫各校の校長として辺地教育に力を注ぎ、そのため家庭を顧みるいとまがなく、母が農作業に従事して一家を切り盛りした。
お父さん・・・家庭を顧みない
お母さん・・・農作業をし、家事をし・・・
なんかねえ・・・
さて、坂本遼さんは関西学院大学英文科を出てはるそう。
で、学友の草野心平とガリ版摺りで同人誌を作る。(今の同人誌とイメージは・・・違うような、でも本質は同じような・・・)
坂本さんのキーワードって「おかん」「たんぽぽ」らしいね。
1.生い立ち(加東市・横谷) 農家の貧しさ原風景
まあ、そんな中での「春」という詩なわけね。
春
坂本遼
おかんはたった一人
峠田のてっぺんで鍬にもたれ
大きな空に
小ちゃいからだを
ぴょっくり浮かして
空いっぱいになく雲雀の声を
ぢっと聞いてゐるやろで
里の方で牛がないたら
ぢっと余韻に耳をかたむけてゐるやろで
大きい 美しい
春がまわってくるたんびに
おかんの年がよるのが
目に見えるようで かなしい
おかんがみたい