※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年06月22日

高等学校とか大学とか


その学部、本当に必要? 全国立大に見直し通知、文科省

の余波は、少なくとも私がネットであれこれの発言を見る限り、まだまだ続いています。

 あと、職業教育学校化についても。

 私が目にするのは「あほかいな」みたいな、文部科学省や職業教育学校化に対する反論が多いですが・・・
 
 で、触発されて少し考えてみようと思います。

 先日、サッカー(特に男子サッカーかな)に喩えて反論してはる意見がありました。
 日本がある程度世界で強く(ワールドカップに出場できるかできないか、ではありますけど)なれたのはJリーグのしかもJ1だけがあったからではない。底辺が広くなってるからこそだ、と・・・

 たしかに底辺が広いのは大切。
 でも、J1、J2、J3、JFLとか、すごく厳しい競争にされされてるわけで・・・入れ替え制度もあるしね。
 あと、小学生や中学生などの学校や地域クラブがあったり、大人も地域クラブがあったり。
 小学生とかすごくたくさんの子がプロになるのを夢見ているだろうけど、そのほとんどの子はプロにはなれないわけね。でも、その子たちが試合を観に行ったり、グッズを買ったりするのもサッカーが繁栄し、日本代表が強くなっていくためには大事なことだろうな。

 でも、サッカーとか言うなら、割りとわかりやすよね。ゴールにボールを蹴ったりヘディングしたりして入れれば得点。得点の多い方が勝ち。

 大学で学ぶことって多岐にわたってて、あんまりわかりやすくないなあ・・・
 子どもも、あまりあこがれないかも・・・ロケットとかロボットとかならあこがれやすいかな。でもシェークスピアの英語劇とかあまりあこがれないとは思う。(もちろんあこがれる子もいるかもだけど)

 あと、たぶん草サッカーのクラブで楽しんでいる18歳以上の子なら、「自分はプロになれない」とかは自覚できてるだろうと思う。

 大学で学ぶ人はどうだろう。
 社会人を経て入って来た人とかだったら、学びたいことが決まってることも多いと思うけど、高校から直接やって来た子はどうだろう?
 自分はどの分野でプロになりたいかが決まってる子ってどのくらいいるだろう。もちろんそんなもの決まってなくって良くって、いろいろなことを「やってる」うちに決まってくるのだろうと思う。

 じゃあ高校はどうだ?
 
 う〜〜ん、しかし高校ってのは、「青春を楽しみたい」みたいなことは大事だと思う。で楽しめないのなら別の道を探してもいいような気もするのだけど。

 ビル・ゲイツがTEDで「私の主張するような教育方法を取ればアジアの高校みたいになれる」と言ってたけど、それはアメリカが高校で30%が中退し、黒人に限れば50%が中退する、ということに危機感を持っているからこそなわけだけど。(なおゲイツはハーバード中退だよね)

 う〜〜ん、なんか全然まとまらない・・・

 
posted by kingstone at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック