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2015年05月06日

リタの鐘が鳴る 竹鶴政孝を支えたスコットランド女性の生涯(早瀬利之著)



 朝ドラの「マッサン」でとりあげられた、ニッカ創業者、竹鶴政孝と妻リタとの物語。
 読みやすいです。
 小学生(高学年)でもすいすい読めるのではないかな。

 しかし、マッサンで知ったのですが、サントリーのウィスキーも、ニッカのウィスキーも、竹鶴政孝が作ったのですね。

 なお、この本は「自伝・取材をもとに構成されたフィクションです」とのことです。
 で、もちろん朝ドラのマッサンもフィクションの部分はおおいにあると思いますが、どっちがどうなんだろうと思う点はいろいろありますね。

 テレビではリタとマッサンは日本ではまず長屋で暮らしていますが、本書では当時高級住宅街だった帝塚山に住んでいます。で、最初はリタは外国人社会の中でしかしその中でもなじめない感じで、日本人ともまじわらず暮らしてる感じがするな。

 本書にはリタの写真がいっぱい載ってます。少女時代のポートレイトってのがあって、これは写真屋さんも気合いを入れて撮影しているからかもしれませんが、めっちゃ美人。総じて結婚してからは割と固い表情の写真が多いですが、若い頃のリタって美人。

 お金の関連で出てくるのは、
 1920年に
 帝塚山での家賃、55円。
 サントリーで雇ってもらった時、年棒4000円(これは社長に次ぐとのこと)
 なお、これは摂津酒造時代の約3倍という記述がある。
 ってことは、摂津酒造では年棒1300円、つまり月100円くらいか。

 追記 1920年というのは大正10年くらいですね。
    YAHOO!知恵袋に
    「大正時代の300円とは現在でいうといくらぐらいの価値がありますか?」
    という質問があり、丁度大正9年の給与が載ってます。引用すると

      総理大臣の月給=1,000円(大正9年)
      国会議員の月給=250円(大正9年)
      東京都知事の月給=500円(大正9年)
      公立小学校教師の初任給=50円(大正9年)

     今、公立小学校教師の初任給って、20万円くらい?
     もしそうだとすると、マッサンが摂津酒造時代の給与は今だと40万円くらいで、
     家賃20万円の家に住んでいた、と。
     サントリー時代の給与は120万円くらいになるのかな?

 時代は少し後になるけれど、
 サントリーの山崎工場を作った時、200万円。
 ニッカの工場を作って創業した時。20万円。
 アップルジュースは1本30銭。

 なお、政孝がスコットランドに渡った時、行く宛てがあったわけではなく、いきあたりばったりで勉強ができるところを探し、そこで勉強させてもらっている。いろんな蒸留所にも飛び込みで行って働かせてもらって勉強している。

 ロングモーン蒸留所の支配人グラントは、従業員と一緒に働いて実習を続ける政孝に
「ウィスキーづくりの勉強はゴルフと同じだ。本を読んだだけ、見ただけでは絶対ダメなんだ。からだで覚えるものだ」
と教えた。


 なんでも実践する必要のあるものは一緒だと思うな。

posted by kingstone at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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