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 あくまでも、私個人の意見です。

2015年03月15日

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密



イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

 悲劇ではあるんだけど、なんかすごく良かった・・・

アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)
ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)

 キーラ・ナイトレイは「アンナ・カレーニナ」でも主演


 プロポーズシーンがめちゃ良かった。

1分20秒あたりから、もうぐっとくる言葉。




「いてほしいのは君が好きだから。君と話すのが好きなんだ」
「わたしだってそうよ」

 この映画、ゲイのことと同時に自閉症スペクトラムが大きなテーマになっていると思います。でね、たぶん世の中には相手とセックスすることよりも、好きな話題・理解しあえる話題で話す、コミュニケーションすることの方を好む人だってきっといると思う。

 で、チューリングも男性同士でセックスしただろうけど、別にジョーンとのハグとかが不快だったわけじゃないだろうし。

 そういや、中村うさぎさんもゲイの人と夫婦だったな。

 でもさあ、映画の中で自分に危機がせまったと感じたチューリングはジョーンと別れなければと思った時、

「君を好きだったことなど一度も無かった」

と言っちゃって、ほっぺたを張られちゃうだよね・・・
これはチューリングが「心に思ったことをそのまま」言っちゃったのか・・・それとも「論理的にジョーンを守るためにはこう言ったほうがいい」と判断したのか・・・

「君と話すのが好きなんだ」はそれこそ「心に思ったことをそのまま」言ってると思うんだよね・・・

ところで、ジョーン・クラークのWikipediaで、

 チューリングの姪のペインはクラークを 'rather plain' (かなり地味)と記録している。ペインは、ナイトレーはクラーク役としては不適切だと考えている。

 おい、どういう意味やねん・・・

 しかし、こちらに実際のジョーン・クラークの若い時の写真もあるし、笑顔はすてきだし、晩年の動画がありますけど、魅力的なおばあちゃんやと思う。


 

第二次世界大戦中に国立暗号センターが置かれていたブレッチリー・パークに行ってきた。

bombeとエニグマ見てきたよまとめ

アラン・チューリング 21世紀への問い
posted by kingstone at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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