おはようございます。
空が明るくなりかけてて、どうやら快晴っぽい。
雪後始知松柏操
事難方見丈夫心
せつごにはじめてしるしょうはくのみさお
ことかたくしてまさにみるじょうぶのこころ
本に載ってた解説。
「柏や松が緑のまま姿を変えなかったことは、冬が過ぎて雪が溶けてみてはじめてわかる。難事にあったとき、はじめてその人の強さが見えてくる。ここで言う柏は、柏槙(びゃくしん)といい、ヒノキの一種のこと。従って「松柏」は常緑樹を意味する」
こちらにビャクシンの写真がありますね。
建長寺のビャクシン
解説では「難事にあった時、初めてその人の強さが見えてくる」となっているけれど、難事の真っ最中は「見えない」って話じゃないか?で、周囲からは「なんであの人はそんなところにこだわるのか。なんであんなこと言うのか」とか変、あるいは不思議に思われる。すべてが終わってからやっとわかる、ということじゃないかなあ・・・少なくとも前半はそうだよな。後半はそうでもないのかな?
石井ゆかり 文 井上博道 写真