追記 この文の通りでは無理な例もいろいろあったので、
改訂版を作りました。
「児童支援利用計画案を作る時、お聞きする順序(2015年5月改定版)」
まず
「申請者の現状(基本情報)」
のページからお聞きする。
「家族構成」
は別に書いて頂くフェイスシートでわかる(そして間違えはることはまずない)ので、そこをとばして、まず
「生活歴」
保育所・幼稚園・学校への入学年月
(本当は診療歴もここに書くらしいが、
私はそれは医療歴の方に書いている)
次に
「医療状況」
様々な医療機関に、いつ、どういうことでかかったか
をお聞きする。その次に
「社会関係」
福祉的な支援機関やサービス、
またそれ以外の習い事や趣味の会など、
その他、他に利用できる資源(と呼ぶんだけど、人だな)など。
をお聞きする。
このあたりをお聞きすれば、どういう困難があり、どういう経過があり、親御さんがどんな願いをもって、お子さんを育ててこられたかが、だいたいわかる。すると
「概要」
(支援経緯・支援経過・現状と課題等)
は書けてしまう。
その後に、福祉サービスを利用とされる「願い」をお聞きする。(これが「計画案」の一番始めにくる項目)
次に現状の1週間のおおまかなスケジュールと、今後希望されるスケジュールをお聞きする。
あとその場で、あるいは家庭訪問時にお子さんと会い、また事業所からの聞き取りをし、最終的に仕上げていく。
なおフェイスシートの、特にコミュニケーションの部分は聞き取りさせて頂いている。
たいていは「指示は音声言語で理解できる」というふうに書かれているが、それが間違っている場合がほとんどなので。
障害児支援利用計画案って個別の教育支援計画だ