ソワサポートでは、壁に全員の分があったり、A4の紙に罫線や時計の絵が書かれた個人持ちスケジュール(だいぶ前から使ってます)だったり、いろいろです。
スケジュールなど初めてのお子さんには、カードに描いた絵とか文字と、次に起こるイベントがわかりやすいように、A4ホワイトボードにマグネットのついたカードをつけ、右下の「おしまいポケット(単に封筒の下を切っただけのもの。カードが入れやすいように入り口の工夫はしてありますが)」に入れてもらう、ということもします。
これは私が用意したもの。
カードはソワサポートのデザイン担当の方が作った物。
これまでこのサイズが無かったので、私が縮小コピーして作ったら、デザイン担当者も同じサイズのを作ってくれてました。
しかし、私がぱぱぱっと作ったので見た目はいまいちかな・・・
だから、私の作った視覚支援物はよくデザイン担当者を「ギャーーッ、やめて!!」と叫ばせます(笑)
しかし「とりあえず」でも役にたつものを作るのが私の真骨頂。
「私はプロトタイプを作るから、あとはみなさんで美しいものにしてね」
とお願いしています。
また、このサイズのカードでは、ソワサポートに滞在中のイベントも、短い時間に関わらず、1列には並べきれない。だもんで右側に2列目として並んでしまっています。
で、お子さんによっては、「意味がわからず」あるいは、注目を浴びたいためにカードを投げる、ということも起こることがあります。(私は、そうさせないようにするけど、一般のスタッフさんではむつかしい時もある)
そこであるスタッフさんが工夫してスライド式のスケジュールボードを作ってくれました。
これ見た時、すごい!!と思いました。
右にスライドさせればカードが隠れていきます。
しかし、スケジュールの順序の変更とか新しいのを入れる時、どうするんだろう、と思いました。
そしたら、すごく簡単にできるようになってました。
カードとカードの間のしきりは、ホームセンターで売っているガラス窓の端を覆う物だそうです。ちょうどレールみたいになっています。
で、カードを滑らす下にはウレタンみたいな厚みのあるものが貼り付けてあり、そのウレタンみたいな物と、レールみたいな物の間にラミネートしたカードを入れると、カードの弾力でしっくり挟まるようになってます。抜くのは簡単。でもホワイトボードに貼ってあった時のように簡単には投げることはできません。
上から見たらこんな感じ。
で、見た目は、私の用意していたホワイトボードより、すごく美しい(笑)
いろんなお子さんが、嬉しそうに持って歩いてます。
作ったスタッフに「作るの、時間がかかるのとちゃうの?」と尋ねたら、「いやあ、かかりません」とおっしゃってました。でも、まあ簡単に作れる人には作れる、ってことで、なかなかここまですることは難しいかもしれませんが。