※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年07月30日

7月30日(水曜日) 人とわれおなじ十九のおもかげをうつせし水よ石津川の流れ(みだれ髪)

 おはようございます。

 晴れです。
 雲は浮かんでいて朝焼けしてますが。


ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

春思

人とわれおなじ十九のおもかげをうつせし水よ石津川の流れ

石津川 Wikipediaより
     大阪府堺市南区豊田の大正池付近に源を発し、
    堺市内を北流。西区の石津漁港(堺泉北港)で
    大阪湾に注ぐ。 本河川流域は堺市内に限定され
    る。大阪湾手前の河口には、葦舟に乗った蛭子命
    (戎大神)が漂着したと伝えられる場所があり、
    現在は石津太神社の御旅所として祀られている。

 私、「蛭子」を「えびす」と呼んでいいのか「ひるこ」と呼んでいいのか、よくわかりませんでした。ってか、どっちの呼び方もあるんだろう、と。今、検索して確認したらどっちもあるみたいね。

「蛭子」と書いて、 「ひるこ」と読む場合と「えびす」と読む場合があると思いま...

 で、生まれたばかりの「ひるこ」がその障害ゆえに葦舟で流されてしまったのは知ってましたが、漂着した場所があるのは知りませんでした。それが堺市を流れる石津川だって。

「鉄幹と私(晶子)が堺市の石津川を覗いてみると、19の頃のおもかげを残した顔が写っている」

かな。晶子は1878年生まれだから、「みだれ髪」を出した当時は22〜23歳だもんね。すでに19は過ぎてる。鉄幹は1873年生まれ。みだれ髪の頃は27〜28歳。


 kindle(電子書籍)版は無料です。


 

 
posted by kingstone at 05:28| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「十九のおもかげ」は実年齢の19歳ではないと思います。
「鬼も18番茶も出花」のとおり「数え18歳」が女の美しさの頂点で,そこからちょっと過ぎてしまったという比喩かと思います。実年齢ですと「乱れ髪」当時は「数え24歳(明治の人は数え年が実際の感覚)」なので「年増」です。それは認めたくなかったのでしょう。
Posted by もずらいと at 2014年07月30日 19:17
もずらいとさん、どうもです。

>「数え18歳」が女の美しさの頂点で

ってことは、現在の17歳とかか・・・
いやあ、確かにその頃って輝いてますよね。
生物学的には頂点なのかも。
男もそんなものかもしれませんね。
DNAを運ぶものとしては。

>それは認めたくなかったのでしょう

認めたくなかったというより、慨嘆かな??
Posted by kingstone at 2014年07月30日 19:30
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