※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年07月01日

7月1日(火曜日) そのなさけ今日舞姫に強ひますか西の秀才(すさい)が眉よやつれし(みだれ髪)

 おはようございます。

 曇りです。
 最近、一日のうちで雨に降られることも多いし、今年は梅雨らしい梅雨なのかな?


ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

舞姫

そのなさけ今日舞姫に強ひますか西の秀才(すさい)が眉よやつれし

学研全訳古語辞典
なさけ 【情け】名詞
   @情愛。思いやり。
   A愛情。恋情。男女間の異性を思う心。
   Bみやび心。風流心。情趣・風流を解する心。
   C情趣。風情。趣。

 この歌の「なさけ」はやっぱりAだよな。ここには「愛情」と書いてあるけど、Make Love ってことじゃないのかな?

「西の秀才」って、当然与謝野鉄幹のことだろうと、Wikipediaを見てみたら、あれ?初めて見たのじゃないのに、重大なことに気づいた。

「1889年(明治22年)西本願寺で得度の式をあげた後、山口県徳山町の兄照幢の寺に赴き」って、鉄幹が本物のお坊さんじゃん。

 なんだ「みだれ髪」にいっぱい出てくるお坊さんは鉄幹のことを例えてるのだろうと推測してたけど、本職だったんだ・・・

 で、ここで「西」というのは東京と比較して京都は、みたいなことか。

 しかし、なんで「やつれし」なんだろう?


 kindle(電子書籍)版は無料です。


 
 

posted by kingstone at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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