曇りです。
ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー
舞姫
三たび四たびおなじしらべの京の四季おとどの君をつらしと思ひぬ
おとど【▽大▽殿/大=臣】《「おおとの」の音変化か》
1 貴人の邸宅の敬称。御殿(ごてん)。
「―の瓦さへ残るまじく吹き散らすに」〈源・野分〉
2 貴人や、大臣(だいじん)・公卿(くぎょう)などの敬称。
「さぶらひ給ふ右大将の―」〈宇津保・俊蔭〉
3 貴婦人や女房・乳母(めのと)などの敬称。
「命婦(みゃうぶ)の―」〈枕・九〉
これは1の意味かな?つまり妻といる家に帰ってしまった鉄幹をうらんでるような歌か?
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ラベル:挨拶 天気 歌
「しらべ」と「おと」は縁語です。つらしは「辛し」と「面」の掛詞のようにも思えます。
>「しらべ」と「おと」は縁語
>つらしは「辛し」と「面」の掛詞のようにも
ふ〜〜む。
その縁語であったり、シャレであったりを、そのまま使うのではなく、
一部に使う言葉を使う・・・
めっちゃ「凝った」作りである可能性があるのですね。
(場合によっては「技巧に走りすぎ」と言われかねないような・・・でもたまの遊びならいいか)