イマジナリーフレンドってのは「いけちゃんとぼく」に出てくるいけちゃんみたいなの。空想(?空想ったって本人には「今、ここ」に見えてんだけど・・・)上の友達。例えば
西原理恵子著「毎日かあさん」第6巻P38
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いけちゃんのこと
見つけたのは小学二年の時
息子のランドセルの内側におばけのようなラクガキ
「これなに」
「いけちゃん。いつも一緒にいるの」
イマジナリーフレンドだ。
息子のとこにもやって来たんだ。
※子供の頃だけにいる子供の空想の友達
「おかえりー
今日学校では何があったの」
と聞いても
「べつにー」
と言って笑うだけ。
「友達とはどう」
と聞いても
「たのしいよー」
と笑うだけ
あとから聞くと
君、
けっこう弱い奴で
いろいろあったみたいだね。
朝校門が
信じられないくらい
大きな怪獣だったり
学校の帰り道が
いじわるゾンビのそうくつだったり。
そんな時、いけちゃんは君の背中にはりついて
「さあ行こう」
って言ってくれたんだろね。
そんな息子ももう六年生
「ねえいけちゃんてまだ君のそばにいるの?」
「いるよ。あとお父さんもヒヨコも妖怪も」
息子のランドセルは
まだまだいろいろいっぱい。
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で、
「キングさんにはイマジナリーフレンドいる?」
と尋ねられて
「ない」
と即答し、続けて
「私は自分が物語を生きてるから」
と答えたのだけど。
自分で答えてから「はて?具体的にはどういうことか?」と考えたのだけど、たぶんロールプレイングゲームの「勇者」とか「戦士」とかを生きてる、みたいな・・・ で、イマジナリーフレンドはいないけど、刀をいつも左腰にぶち込み、いつでも鯉口を切れるようにしてる・・・イマジナリーソード?
例えばこれはおがっちと浅原さん(ソワサポート社長)と FM GENKI の取材を受けた時のポッドキャストだけど、私にはおがっちと「斬り合い」しているイメージがあるのだけど・・・でも、もちろん「殺し合い」(相手をやっつける)ではなく「楽しみ」(お互いの考えをはっきりさせていく。そしてお互いより生きていく)でやってるんだけどね。
前半部分
後半部分
まあ、「物語(元型と言ってもいいか)を生きる」って、とっても危険なことだけどね。でもそっちにいっちゃってる人(例えば私)は仕方ないと思うし。