※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年06月21日

6月21日(土曜日) 舞ぎぬの袂に声をおほひけりここのみ闇の春の廻廊(わたどの)(みだれ髪)

 おはようございます。

 曇りです。

 昨日はついに「歌」が抜けたなあ・・・
 今日は、土曜デイ活動。「英語」なんだけど、急に参加者が増えたのでどうなるかな・・・


ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

舞姫

舞ぎぬの袂に声をおほひけりここのみ闇の春の廻廊(わたどの)

 廻廊は「かいろう」でなく「わたどの」なんだ。

 なぜ袂で声をおほったのだろう。
 ヒソヒソ話がしたかったのか。
 それとも「思わずもれる声」を出ないようにしたのか・・・



 kindle(電子書籍)版は無料です。


 
 
posted by kingstone at 06:15| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>廻廊は「かいろう」でなく「わたどの」なんだ。

 解釈はいろいろ余地があるでしょうが、源ヲタクの与謝野晶子ですから、桐壺更衣の渡殿のエピソードを踏まえているのではと思います。「ここのみ闇の」という言葉に続いてですから、私は「世間から後ろ指を指されている」けど晶子的には「嫉妬されている」感を出したかったのではと思います。
Posted by もずらいと at 2014年06月21日 07:12
もずらいとさん、どうもです。

>「世間から後ろ指を指されている」

そうか。
ええっと渡殿のエピソードを調べてみました。
こういう時、ほんとネットは便利ですね。
桐壺の更衣のところにばかり帝が足繁く通うので、渡殿でいろんな人がいろんな邪魔をする、という話なわけですね。
「送り迎えの女房の着物の裾が汚れる」というのはウンコでも廊下につけておいたのかな・・・
でそうなると

>「嫉妬されている」

となるわけだ。

Posted by kingstone at 2014年06月21日 16:41
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