いい天気です。
水平線方向は霞んでますが。
ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー
はたち妻
君ゆくとその夕ぐれに二人して柱にそめし白萩の歌
あなたが旅立つという夕方、二人で柱に白萩の歌を書きましたね。
という歌??でも柱に落書きしたら怒られそうだしなあ・・・
そういうことじゃないのか??
goo辞書
そ・める【染める】[動マ下一][文]そ・む[マ下二]
1 染料などを使って色をつける。また、しみこませて色や模様をつける。
2 光などが、あたりの色を変える。ある色にする。
3 (恥ずかしさなどのために)顔を赤らめる。
4 そのことに関心を寄せる。思いを深くする。
5 (「手をそめる」の形で)あることにとりかかる。着手する。
6 (「筆をそめる」の形で)書きはじめる。また、(筆で)絵や字を書く。
もずらいとさんがコメントをつけて下さいました。こちらに転載(転記)させて頂きます。文の整形は適当に私の方でしました。
>柱に落書きした
歌ではもちろんありません。この場合「柱にそめし」たのは二人の影です。
ですから,「白菊」を題材の恋の歌を引き合い(白菊の歌にあるような私たち
の影が映っていますよ)に出しているのです。
凡河内躬恒の「心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花」
でしょうかね。紫式部にそういう歌があるのかもしれません。
和歌というのはこういううんちく合戦の意味合いが強くあります。それを
「貫之下手な歌よみにて」と否定したのが正岡子規です。
なるほどな。さすがに落書き(goo辞書の6番目の意味)ではなかったか・・・
2番目の意味だったんですね。
うんちく合戦はわかってる者同士だと楽しいけど、見ててさめてしまう人も
いるわなあ・・・
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ラベル:挨拶 天気 歌
歌ではもちろんありません。この場合「柱にそめし」たのは二人の影です。ですから,「白菊」を題材の恋の歌を引き合い(白菊の歌にあるような私たちの影が映っていますよ)に出しているのです。凡河内躬恒の「心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花」でしょうかね。紫式部にそういう歌があるのかもしれません。
和歌というのはこういううんちく合戦の意味合いが強くあります。それを「貫之下手な歌よみにて」と否定したのが正岡子規です。
本文に転記させて頂きました。