※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年04月22日

4月22日(火曜日) かづくきぬにその間の床の梅ぞにくき昔がたりを夢に寄する君(みだれ髪)

 おはようございます。

 割と明るい曇りです。
 雲が高いところにある。


ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

はたち妻

かづくきぬにその間の床の梅ぞにくき昔がたりを夢に寄する君

Weblio古語辞典より
かづ・く 【潜く】[一]自動詞カ行四段活用
   @水中にもぐる。
   A(水中にもぐって魚や貝などを)とる。
  [二]他動詞カ行下二段活用
    (水中に)もぐらせる。

かづ・く 【被く】[一]他動詞カ行四段活用
   @かぶる。
   Aいただいた衣服を左肩にかける。(褒美などを)いただく。
   B負担する。身に引き受ける。
  [二]他動詞カ行下二段活用
   @頭からかぶせる。
   A(褒美・引き出物として衣服を)左肩にかけてやる。与える。
   B押しつける。負わせる。

 ここは「被く」か。

にく・し 【憎し】形容詞ク活用
   @しゃくにさわる。気に入らない。いやだ。憎らしい。
   A感じが悪い。みっともない。見苦しい。
   Bあっぱれだ。見事だ。優れている。▽憎く感じるほど優れているようす。

 ここは「あっぱれだ。見事だ」かな。

 前後は夏から秋の歌。だから着物をかぶっている(はおっている?)のは別に寒いからではなさそう。でまあ、美しい梅がいけてる。そこで「昔がたり」ってのは古典の蘊蓄をかたむけてるのかな?「夢に寄する」はどういう意味だ?自分の夢を古典にたくして語る、ということかな?


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posted by kingstone at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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