曇りです。
ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー
はたち妻
二十(はた)とせのうすきいのちのひびきありと浪華の夏の歌に泣きし君
昨日の「はたとせの我世の幸さちはうすかりきせめて今見る夢やすかれな」に続いてるな。
二十歳になった薄幸な私が作った歌を、ひびきがある、とあなたは泣いてくれた。あの夏の日。
って感じか。ほんと歌の才能があるかどうかは別にして、誰のどんな人生にも「ひびき」ってのはあるよな。みなさん「私なんて何もない」とおっしゃることが多いのだけど。
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ラベル:挨拶 天気 歌