私の関わりのある法人
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 あくまでも、私個人の意見です。

2014年02月08日

刑務所わず 堀江貴文著



 堀江さん、「獄窓記」の山本譲司さんと同じような仕事をしてはったみたい。
 養護工場(障害のある受刑者が来る)で衛生係(仕事の指導とか、介助や「うんこ垂れ流し」の後始末とか)の仕事。
 で「獄窓記」を読んだ時も、また少年院を訪問した人の書いたものなどを読んでいても「これは自閉症スペクトラムの人だよなあ」と思える例がいろいろありました。堀江さんの本の中でも出てくるなあ・・・

【人間関係がすべてです】

 結局、いちばん大変なのは人間関係なのだ。
(中略)
 受刑者のなかには、人間関係に疲れ果て「独房や禁固刑の方が楽」と思っている人とすらいるくらいなのである。


 で、後ろの方でも、刑務官は意外にあたりがソフトだけど、受刑者同士はすごく上下関係(まるでスクールカーストみたいな)が厳しく、でそれが「逃げることができない」ものであるだけにイジメが起こる構造がよくわかる、みたいな文もありました。そう。「逃げることができない」とつらいよなあ。学校は逃げることができる。(逃げられない、と思ってる人は多いけど)だからほんとつらかったら逃げたっていいんだよね。

 堀江さんは服役中に前歯が折れます。
 それは、ポリオ後遺症の堀江さん曰く「かまってちゃん」の服をたたんであげたのだけど、そのたたみ方がちょっと気にいらなくて暴れた手が歯に当たって折れてしまったのだけど・・・
 その他、かまってちゃんのエピソードがいろいろ出てきますが・・・そのエピソードがひとつの方向を指し示しているよな。
 
【これから入る人へのアドバイス】

 やはり一番大事なのは、シャバできちんとした人間関係を築き、手紙などで連絡を取ったり、面会に来てくれる人を確保することだろう。手紙をもらうことが、そして面会に来てもらえることがどれだけ嬉しいことか・・・


 まあ、これは、「入る」とわかるはるか以前からやっておかないといけないことやなあ。

 あと「身元引受人」のなかったり、定住する場所がない場合のつらさも書いてはりますね。それらが無ければ仮釈放にもなりにくいし、また更生保護施設も少ない。で保護施設に入所できなければ、出所後は入所中に稼いだ少ない作業報償金で凌ぐしかない。

 なお、堀江さんは刑務所内でも「仕事の改善」を考え、また本を読み、取りたい飛行機免許取得のための勉強をし、と充実した時間(時間が足りない、と思うくらい)を過ごしてはったようですが、それでも当然いろんなことが不自由なわけです。でその中で三度の食事やおやつに喜びを感じてはるわけですが、その集会時のおやつが「選べる」ようになった喜びを書いてはります。

 今月末の集会から、なんと!菓子がA、Bの2種類から選べるようになった!噂には聞いていたが、本当に選べるとは!ちなみに「A:ポップコーン、明治ミルクチョコ、スーパーおっとっと、ビックルペットボトル」、「B:プリッツ、三角シベリア、うすやき、うまい棒サラダ味×3、三矢サイダー」の2つから選択だ。チョコに惹かれてAを選択!サイダーも捨てがたいが・・・。
 なんか得した気分。


 選択できる、って大切ですよね。

 年寄りの世話をしていて思うのは、体の不自由な人とか盲目の人は、むしろ自分の体の限界を潔く理解して、介護に身を任せてくれるので比較的手がかからないってこと。
 厄介なのは耳が遠い人だ。ほとんど聞こえないのに、わかったフリをして実は全然判ってないから始末に負えない。


 これ、「周囲から見える障害」「周囲から見えない障害」という言い方もできるよね。
 また「耳が遠い」と書いてはるけど、「耳が遠い」だけではないかもしれない・・・

 発達障害も「周囲から見えない」障害だし、ご本人にもわかりにくい障害だよね。


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posted by kingstone at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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