「40歳以上はもういらない」は田原総一朗さんの対談集。
まあ刺激的な題ですが、別に題名通りではなくて、若い人たちと対談しただけの話。
第6章 若者を搾取する「ブラック企業」
今野晴貴さんはNPO法人POSSE代表。若者からの労働相談に関わる。
こんなひどいことがまかり通っているという話のあと
田原 ちなみに今野さんが考えるブラック企業でない会社というのは、
どんなところかあるのかな。何か条件かあるの?
今野 よく聞かれる質問なのですか、いつも答えに詰まってしまうん
です。これはかなり希望も入ってしまうのですか、地元のニー
ズを沁み上げ、地元の従業員を大事にし、そして長期間にわた
って事業を継続していく企業がもっと増えなければならないと
考えています。言葉を換えれば、日本人の手で、日本人のため
のサービスをつくり、日本人が消費するという循環をとりもど
さなければなりません。
労働の地産地消ですね。もちろん「日本人のための」と言ってはるけど、地域にはいろんな国の人がいるから、「地域の人のための」だろうけど。(しかし英国のBBCで「No Sex Please, We're Japanese」というのが放送されたらしいけど、その中で英国と日本の列車の中の映像を見せ人種の多様性が無いことを印象づけたということだけど、まあ黄色人種以外は少ないやろな)
少子化・高齢化・人口減の中で地域で経済を回していく・・・むつかしいけど、大事やろな。
また地域で長く商売をしているという条件も、大事やろね。信用第一になるもん。怪しい商法を展開する店は3か月で移転していくもんなあ・・・
おめめどうだってソワだってほぼ地元の人ばかり。まあ、おめめどうは顧客は全国、ソワは地元、という違いはあるな。ソワでは私が一番遠くから通ってるなあ。私はソワの地元の人では無い。(でもって私の地元では、私の評判はたぶんすごく悪いよ・・・笑)
ただし、こういうこともある。
「よそ者」「わか者」「ばか者」が町を再生する
私は「わか者」ではないけど、ソワにとって「よそ者」「ばか者」ではある。
だからこそ「わあ、ここ、ええやん」とソワの中でも、また地域資源でも、「再発見する」ということはあるな。
ラベル:本