※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年07月31日

7月31日(水曜日)  なつめたわゝにうれてこゝに住めとばかりに(山頭火)

 おはようございます。

 薄曇り。(靄?)



ー「種田山頭火と尾崎放哉」徳間書店よりー

なつめたわゝにうれてこゝに住めとばかりに
山頭火 1932年(昭和7年)

 前の句と同じ9月14日。
 小郡町にある其中庵(ごちゅうあん)に行ってみれば、庭のなつめがたわわに実っていた、と。なにか幸せな感じがするな。
 私も、小さい頃、なつめの実を食べたことがあるような気がするのだけど・・・
 前日には「まづたのむ柿の実のたわわなる」という句を作っている。これは松尾芭蕉の「まずたのむ椎の木も有夏木立」が念頭にあったものと思われる。


posted by kingstone at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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