※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年07月30日

7月30日(火曜日) どかりと山の月おちた(山頭火)

 おはようございます。

 曇りです。


ー「種田山頭火と尾崎放哉」徳間書店よりー

どかりと山の月おちた
山頭火 1932年(昭和7年)

 9月14日。
 この頃、山口県小郡町在住の若い俳友・国森樹明(くにもりじゅみょう)が、小郡町にある其中庵(ごちゅうあん)を手入れしてくれている。山頭火は9月20日からここに住み、6年間を過ごすことになる。これは手入れが終わるまでやはり小郡町の武波憲治の家の裏座敷に仮寓している時に造った句。金子兜太さんによれば「一時的にいい時の句」とのことだが、放浪せずともいい、雨つゆをしのぐところ、そして食べる物もある、という安心できる時の句なんだろうな。

posted by kingstone at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック