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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年07月28日

わずかな身体の動きでスイッチをオン!“どこでもスイッチ”開発 TBS 夢の扉+

 今日の夕方6時30分からあった番組
 TBS 「夢の扉+」

再放送は

・BS-TBS:8月1日よる11:00〜
・TBSニュースバード:8月3日よる9:00〜

であるのかな。

わずかな身体の動きでスイッチをオン!“どこでもスイッチ”開発
〜最先端のコミュニケーションツールで、不可能を可能に!〜


東京大学 先端科学技術研究センター/巖淵(いわぶち)守 准教授

 もともと大阪大学基礎工学部で半導体の研究をやっていたのが、1995年の阪神淡路大震災を機に、福祉工学の道に進もうと思われたとか。周囲からいろいろ反対されたけれど大学院の恩師の
「君たちがやらなかったら誰がやるんだ」
の言葉に背を押されたとか。

 最近、発売されたOAKを開発された方、ってことなんだろうな。
 これ、マイクロソフト社のKinectを使って、本当に「どこでもスイッチ」を実現してしまうソフト。

 巖淵さんが「生活変わったねとか、人生変わったねとか、できたら」(私は難聴なので聞き取り間違いがあるかも)みたいなことを言ってはりました。これ、めちゃわかります。私、肢体不自由養護でAACに取り組んでいて、知的障害養護学校に異動してからもその分野で講演を頼まれることがあったのですが、ほとんどお断りしました。それは「学校の中ではいろんな取り組みをした。しかし家庭生活や私以外の教師との生活の部分でほとんど変えることができなかった」という悔恨のためでした。

 現在、先端研で准教授をしてはるから、オープニングのあたりで熊谷晋一郎さんとかと並んでるシーンもありました。

 しかし熊谷さんと対話してて熊谷さんが「意外にこんなこと考えてたのか、とかわかる(わかれば、だったかな)」みたいなシーンがありましたが、熊谷さんと巖淵さんのお二人が現時点でこのレベルの超初歩的な話をするわけはないので、めちゃ演出やなあ・・・

 北海道で、脊髄性筋萎縮症の方にKinectとOAKのセットを使って頂いてる時、巖淵さんが「何点?」と尋ねたら「65点」と答えはり、厳しいなあみたいなやりとりがあったのですが、「ドラッグ(クリックボタン長押し)ができないから」というのを聞き「じゃあ明日までに」と答えてはりました。

 で、宿に行ってからたぶん「コード書き担当」の学生さんだろうなあ、その方と相談して、本当に翌日、実装してはりました。このスピード感、いいですねえ・・・

 それから行動の原動力が「怒り」だ、みたいな話も。

 3年ほど前に
「パソコンを使った受験を、ずるするかもしれないから拒否」
というのがあり、それに対し、どういう操作をしたか逐一記録するソフトが開発された、という話は聞いてました。そのソフト、Limeを作ったのも巖淵さんだとか。

東大先端研・日本マイクロソフト、障害児の入学試験支援ソフト「Lime」を無償公開

 で、その対象の方は、受験することができ、現在大学で英語を学んではるとか。
 この「怒り」については、2007年で米国では200万人の障害者が大学で学んでいるのに、日本ではたった(あり・・・7000人だったかな??)だということがあったそう。(ただし、障害者の定義も問題かも・・・あと、米国はアグレッシブに権利を主張すると様々なサポートが受けやすい、というのもあるかな。日本だと、モンスター扱いされる、みたいなこともあるかも・・・)

 最後に、脳性マヒの少年が、自分でスライドショーを操作して発表する、という例が出ていました。

 全体に、スイッチのフィッティングがしやすく、可能性が広がるなあ、という感じがしました。いろんなモードもあるし。もちろん試行錯誤もだし、「何を操作するか」「どういうコミュニケーションをするか」とか、フィッティングする人の知識が必要でなくなるわけも、試行錯誤しなくてすむわけもないですが、本当に可能性が広がると思います。

OAK キネクト for Windows を使って非接触型スイッチを実現


 芳坂さんがコメントをつけて下さったので、それへのコメント返しをエントリにも入れておきます。

芳坂さん、初めまして。

>パソコンが楽しみだったのに
>出来なくって

加齢による動きの変化によって、それまで合っていた入力方法が使いにくくなる、ってことはありますよね。
また番組に出てきた熊谷さんも、入力方法ではないですが、頑張って入力し続けると痛みが出てきてたいへん、みたいなこともどこかに書いておられました。

芳坂さんの地元のリハセンターとかNPOでフィッティングをして下さるところがあればなあ、と思います。

例えば e-AT利用促進協会 さんなどに連絡を取られてみられてはどうでしょうか。
https://www.e-at.org/app-def/S-101/service/

ここ自体もOAKのフィッティングなどをされてると思いますが、いろいろな地域の情報も持っておられるかもしれません。

なお、問い合わせのページはこちらです。
https://www.e-at.org/app-def/S-101/service/modules/formmail/index.php?id_form=1
この記事へのコメント
TBSの、夢の扉をたまたま見させていただいて、びっくりしましたよ、
私も生まれつきの脳性小児マヒで 苦しんでいる,..おばちゃんで^^す、巖淵さんの
事をしって とても、夢と勇気をもらいました。

私も人なみに 年をとり 障害もおもくなってきて パソコンが楽しみだったのに
出来なくって 困っています、よろしくお願いします、
Posted by 芳坂紀子 at 2013年07月30日 11:31
芳坂さん、初めまして。

>パソコンが楽しみだったのに
>出来なくって

加齢による動きの変化によって、それまで合っていた入力方法が使いにくくなる、ってことはありますよね。
また番組に出てきた熊谷さんも、入力方法ではないですが、頑張って入力し続けると痛みが出てきてたいへん、みたいなこともどこかに書いておられました。

芳坂さんの地元のリハセンターとかNPOでフィッティングをして下さるところがあればなあ、と思います。

例えば e-AT利用促進協会 さんなどに連絡を取られてみられてはどうでしょうか。
https://www.e-at.org/app-def/S-101/service/
ここ自体もOAKのフィッティングなどをされてると思いますが、いろいろな地域の情報も持っておられるかもしれません。

なお、問い合わせのページはこちらです。
https://www.e-at.org/app-def/S-101/service/modules/formmail/index.php?id_form=1
Posted by kingstone at 2013年07月30日 17:56
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