空を見ると曇っぽいですが・・・
ーウォーレン・バフェット 成功の名語録 桑原晃弥著よりー
「薬を売った量によって報酬が増減する医者のところに、誰が行きたがるだろうか」
これは証券ブローカー時代のことを振り返って言った言葉かな。
しかし医療の面でも正しいかもしれない。人が直接関わって伝えないといけない「診断」の保険点数って日本では少ないですよねえ。これはもう少し高くても、と思ってしまいます。(ただし、安いことに助けられているのは確かだし、その金額に合うように非常に短時間でできるようになってることも確かではあるでしょうが・・・)
ブローカーはいわゆる日本の証券会社一般も同じ形ですね。
客に株を売買させて手数料で稼ぐ。するとどうしても顧客との利害が対立する部分が出てくる。
株を持ち続けじっとしている方がいい場面でも売り買いをさせようとしたり・・・確かに自分にお給料(歩合)が入ってこなくなるわけだからたいへんだ・・・
で、バフェットさんはパートナーシップ制を考えたということですね。
こちらだとバフェットさんが投資したいもの(実際に投資するもの)にお金を出すということで、確かにバフェットさんの考えを信じることができるのなら、無駄な売り買いもなく、お互いにWIn Win で行けるよなあ。
日本も米国も薬を出さない医者は「誰も行きたがらない」んですけど。薬を出さない医者は人が来ないんですよ。
やっぱり極端はいかん、それを強めるシステムはいかん、ということでしょうね。最近、私は近所のやたら薬をだす、すぐ点滴しまくるクリニックには行かなくなりました。しかし高齢者で一杯です。