※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年05月31日

サッカーのやり方を教えてはいけない。サッカーをやらせろ。(イビチャ・オシム)

 今週のAERAの「現代の肖像」は現在、京都サンガFCホームタウンアカデミーダイレクターの池上正さんが取り上げられています。

 現在、子どもたちへの普及・指導で注目されている方とのこと。

 で、いろいろ紹介したいことはあるけれど、池上さんがジェフ市原(現、ジェフ千葉)時代にイビチャ・オシム監督としたやりとりだけ、まずは紹介。

オシム「日本の選手は従順すぎる。欧州の選手はコーチから右へ行けと言われたら、わざと左へ行くよ」


池上「小学生にどんなことを教えたらいいですか?」
オシム「(目をギョロリと見開き)サッカーのやり方を教えてはいけない。サッカーをやらせろ」


 おおお、かっこいい!!
 これ、いろいろ使えるよね。

「算数のやり方を教えてはいけない。算数をやらせろ」

「コミュニケーションのやり方を教えてはいけない。コミュニケーションをやらせろ」

「買い物のやり方を教えてはいけない。買い物をやらせろ」

「遊びのやり方を教えてはいけない。遊びをやらせろ」


 もちろん、最初にやり方・段取りを伝える必要のある人ってのはたくさんいるんだけど、それは早急に「実際にやる」につなげなきゃいけない。でないと結局一見「ボトムアップ」の授業をやっているように見えて、実際には何も役に立たないものになってしまう。


オシム「日本のコーチはなぜ選手にもっとゲームをやらせないんだ?」


posted by kingstone at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>オシム「日本のコーチはなぜ選手にもっとゲームをやらせないんだ?」

は単に文化差を無視したバカの戯言ですな。

>オシム「日本の選手は従順すぎる。欧州の選手はコーチから右へ行けと言われたら、わざと左へ行くよ」

バカですな。ネタ的に言えば「指示に従順」な自閉症児者を否定した偏見ですな。

>「遊びのやり方を教えてはいけない。遊びをやらせろ」

 生活中心主義の「遊びの指導」がまさにこれでした。この結果、本人が経験した非常に単純な遊びの世界で満足してしまい、「向上心」を奪う結果となりました。こういうバカの戯言を真に受けてはいけません。
Posted by もずらいと at 2013年05月31日 23:07
もずらいとさん、どうもです。

>生活中心主義の「遊びの指導」がまさにこれでした

ははあ。
なるほど。
Posted by kingstone at 2013年05月31日 23:13
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