研修のあり方など(特別支援学校の肥大化への危惧も)
をまとめました。
最近、「特別支援学校が児童・生徒でいっぱいだ」「特別教室(理科室とか音楽室とか美術室とか)も普通のクラスにしないといけない」「もっと特別支援学校を作れ」とかいう意見があるのですが・・・それって根本的に間違ってないか、という疑問です。
特別支援教育担当教師への研修方法を変えることで、今ある通常校でかなりのことができるのではないか、という問題意識です。
なお、中で言及してる横浜市の資料はこちら。中に小学校(通常学級も特別支援学級も)・中学校(通常学級も特別支援学級も)・高校・特別支援学校の中での「3つ組のある人(診断のある人の数字もある)」の率の調査があります。PDFファイルです。
自閉症教育を推進するための 具体的提言
これは間違っています。特別支援教育が有名になったことで、ある意味危惧していた最悪の選択が現実になっているだけです。つまり「あの子、発達障害じゃね?だったら特別支援学校行ってもらおうよ」「うちの子は特別支援学校だともっと良くなるかも」。
どういうことかというと「通常学級でサポートして」という発想を通常校の教員も保護者もあまりニーズとして持っていないのです。
>「通常学級でサポートして」という発想を通常校の教員も保護者もあまりニーズとして持っていない
通常学級でも特別支援学級でもいいんですが、それを「特別支援学校で」という発想が私にはまったくわからなくてね・・・
単純に、普通学校が「発達障害児お断り」オーラを出しまくっているのでしょう。
むっかむっかするな・・・