私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年03月11日

審判が信用できないなら、野球なんかやめちまえ(タッチを道徳教材に)

「タッチ」を道徳教材として取り上げた思い出。

 取り上げるに至った状況。

 通常校、通常学級3年だったか、4年生だったか・・・私の学年は3クラス。クラス対抗サッカー大会を間近に控え、クラスの子どもたちは「kingstone先生は、この学校に来てから、クラス対抗スポーツ大会でまだ優勝したことがない(お兄さん、お姉さんから聞いて子どもたちはちゃんと知ってるわけです)。俺たちの手で初優勝させるんだ」とが燃えに燃えていた。(まじで・・・(^_^;))

 ところが我が学年の学年主任の先生は何というか・・・非常に問題のある先生だった。自分の思いだけで授業をし、子どもを置いてけぼりにしやる気をなくさせる。あるいは家の事情で学校徴収金を持って来ない子に対し、「お前の親は悪い親だ」と子どもに向かって言う・・・etc.

 で、サッカーの学年合同練習の時も審判として笛を吹くのだが、全然子どもたちが納得できない笛を吹く。(子どもたちが納得できない、というより、どう見ても変な笛)で、我がクラスの子どもたちから「あの笛では戦えない」とその先生に対する抗議行動が起こりそうな雰囲気だった。

 この雰囲気はまずいなあ・・・と考えた。で道徳の授業でこうやった。

「タッチ」あだち充著の小学館サンデーワイドコミックスで言えば11巻(最終巻)p40~P41の見開きのコピーを人数分用意する。

 この場面は夏の甲子園、県大会決勝、明青学園高校(先攻)対須見工業高校(後攻)
 延長10回の表に、上杉達也のホームスチールで1点勝ち越し。
 10回の裏、須見工業の攻撃。タツヤも一人で投げてきてもう力も残っていない。1アウト二塁でバッターが痛烈なピッチャーライナー。タツヤは取り、二塁に投げたがが微妙な(明青側にとってはアウトと思える)タイミングでセーフ。
明青ナイン「あ、あれはどう見てもアウトですよね。監督!」
 柏葉監督「 」
明青ナイン「ね!」
 柏葉監督「おれは審判じゃねえ。」
明青ナイン「で、でも、あれがアウトなら甲子園なんですよ!」
 柏葉監督「審判が信用できないなら、野球なんかやめちまえ」
明青ナイン「で、でもお」
 というシーン。
 次は新田明男に回る。

sinpan.jpg

 このコピーを配ると教室が「ウオーーッ!」とどよめきました。

 で、「じゃあこの場面、どんな場面かみんなに説明できる人」と言うともう勢いよく何本も手が上がります。そこでクラスのリーダー格で少年野球のレギュラー(学年は低いのですがうまかったのです)をあてました。彼は上記のようなことを丁寧に説明してくれました。

 で、「な。こういう時、審判は絶対なの」とかいうふうに話を持って行きました。

 あと「勝ったら嬉しいよなあ。でも勝った時喜び過ぎても相手に悪いやろ。そやからニコッとする程度にね。また負けたら悔しいよな。でもそういう時もニコッとしていような」みたいな話もしたかな。

 いよいよ、クラス対抗サッカー大会。
 3チームか4チーム出て、我がクラスが圧倒的に強くて優勝しました。しかしリーダー格の子のチームはやはり予想通り「学年主任の笛」で負けました。(これが無かったら完全優勝だった)もうめちゃくちゃ悔しがっていましたが、抗議行動は起こりませんでした。
 いや、まじな話、あの授業をしてなかったら、やばかったと思う・・・




 
posted by kingstone at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック