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 あくまでも、私個人の意見です。

2013年02月03日

1994年3月 パソコン研修グループまとめ冊子の後書き

 めっちゃなつかしい資料。

 ある肢体不自由養護学校の1993年度の「パソコン研修グループ」研修冊子の後書き。
 だから、1994年の3月に発行されてますね。
 この冊子を見てみると、一応11名のグループの長をやってたんだ。
 その後書きを、一部文言の間違いと人名の出てるところは変えて転載します。 
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                最後に
                              kingstone

 レポートを読んで頂きどのような感想を持たれたでしょうか。この冊子の中には現在肢体不自由養護学校でパソコン等を使っていく時に工夫しなければならない点、使っていく上での問題点などがよく出ています。そういう意味で私は感動しながら読みました。

 まずどういう場合に使うのか、という問題があります。今年度、特殊教育総合研究所の教育工学コースの合言葉も

「使わなあかんとこで使お。使わんでええとこでは使わんとこ」

でした。もちろん、その判断をするには、かなりの知識が必要になります。

「私の担当している子でパソコンなど使う子はいません」

とおっしゃっておられた先生に詳しく授業内容をお聞きし

「ではこういうものはどうでしょうか」

とお見せすると、

「これなら使えるかもしれない」

とおっしゃって頂くこともありました。(もちろんかなり時間をかけてお聞きしないと提案もできません)

 さて、こんな時にこんなふうに使えるな、と判断して使い始めた時にどんなことが起こるでしょうか。いろいろうまくいかないところが出てきます。多くの知識が必要になります。そしてそれは他ではほとんど役に立たず、また使わないとどんどん忘れていく知識です。

 A先生もB先生も(おふたりともパソコンについて知らないけれどパソコン研修グループ宇に入って下さった先生)
「もっと勉強しなければ」
「もっと好きにならなければ」

と書いて下さっています。はたしてそうでしょうか。もちろん現実としてそうでなければ使いにくいです。しかし

「私に使えない機械は(私が悪いのでなく)機械が悪い!」

という言い方もできるのではないでしょうか。

 今の機械は使いにくいものなのです。ただし設定さえきちんとしてもらえば箇単に使えるものなのです。(もちろん、指導・訓練のむつかしさは残りますし、その「設定する」というのが本校の児童の場合たいへんむつかしいことです)ならば指導をする先生の横に必要な機械を揃えたり必要なソフトを揃えたりする人がいればいいのではないでしょうか。そういうことなら私にもできるでしょうし、また専門で取り組むならある程度素養のある方なら、少し勉強して頂ければどなたにでもできることと思います。

 これは早急には実現不可能なことかもしれません。しかしこの体制がとられないと機器やソフトの管理も、肢体不自由養護における利用技術の蓄積も難しいのではないか、と思います。みなさんはどうお考えになるでしょうか。

 今後とも、授業や研修・委員会を通じて「パソコンの知識」でなく「パソコンを使って肢体不自由児にどういうことができるのか」という事例を積み重ね、また他の学校の事例などもたくさんお知らせし「使ってみたいな」という気になって頂けるように、まだまだ努力していかなければいけないな、と思っています。

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 今は学校内で「支援部」とかいう部署ができているので、ずいぶん事情は良くなってるかな?

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