曇りです。今、薄日が差してきた。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
昨日の続きだと本当は「麻三斤」なんですが、これはもう書いちゃったので、その次のを。
ある外道が世尊に尋ねた。(外道ったって他宗派のえらい人なんだよね)
外道「有言を問わず、無言を問わず」
世尊「(拠座。あるいは良久。黙って座っていた)」
外道「世尊の大慈悲が私の迷いの雲を開いて、悟りの世界にひき入れてくださった」
外道が出て行ったあと、阿難が尋ねた。
阿難「あの外道は何を悟ってあんなに賛嘆して出ていったのですか」
世尊「如世良馬 見鞭影而行(世の良馬の鞭影を見て行くが如し。駿馬が鞭の影を見ただけで走り出すようなものだ)」
こういうのも好き。なにも質問に音声で答えるだけがいいわけじゃない。
またこの場合は外道も馬もそれなりにリスペクトしてるんだよな。
で、確か騎手の三浦皇成がテレビで騎乗の様子を木馬(ってかシミュレーション用の機械)で見せてくれた時、鞭も馬に見せるだけで走ってくれるんだ、というやり方を実演してたな。
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