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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年12月02日

「自立課題学習」と暮らしについて


「自立課題学習」と暮らしについて

 指導者側から見た場合について。

 私はいろいろなところでも「ひとりでできる」を目指す「自立課題学習」を宣伝し「やったらいいよ」と言っています。

 私がなぜ「自立課題学習」を勧めるのか、というと「授業」形式で何かをする時に、準備は少し必要ですが、指導する側にも何かの作業や学習をするご本人にも、すごく「簡単」で「わかりやすい」からです。

 そして自立課題学習をすることで「本人の達成感」を得られ、「自尊心の高まり」を期待でき、また指導者側からすれば「相手を褒めることができる」など、人間関係を良くする条件を作りやすくなります。

 また認知の障害を持っている方には多いのですが、「ものごとの終わり」や「時間の流れ」や「場面転換」などがわかりにくい場合、この「自立課題学習」をきっかけに理解できていくことも多いのです。

 またうまくいかないところがあれば、指導者側は「いったいどこが伝わらなかったのだろうか?」「具体的にどの点を改善すれば本人にわかりやすいだろうか?」と考えることができます。

 しかし、実は「自立課題学習」は「手段」であって「目的」ではありません。

「目的」は、指導者側にしてみれば、「今できることを探る」とともに「将来、自分で判断し、自分で動ける人になるために、必要な手立てを探る」「将来、自分で判断し、自分で動ける人になるために、必要な態度を育てる」です。そしてそれが「今の」そして「将来の」そのお子さんのQOL(クオリティオブライフ。人生の質)を高めるのに役に立つからです。

 逆に言うと、その目的に「現時点で」合わない場合、やる必要はありません。目的は「自立課題学習をやらせる」ではないのですから。

 別に説明したいと思いますが、大事なことは「ひとりでできる」であり、それは実は「授業」の時だけでなく、暮らし全体に大事なことなのですね。例えばその手立てのひとつが子どもたちのカバンを入れる名前つきのロッカーであったりします。

 スタッフ(指導者)の仕事のためにも、スタッフ用の「しかけ」「方法」はたくさんあります。

 例えば子どもたちが何時に来て何時に帰るかの表。子どもたちひとりひとりの教材を入れたり連絡帳を入れるボックス。ボックスには「何曜日に来るかがひと目でわかるシール」が貼ってあります。事務机の上にはシフト表があります。

 これらがなければスタッフ一人ひとりが「ひとりで判断して仕事をする」のがすごく難しくなることがわかると思います。(とか言いながら、私はついついいっぱい音声で質問してしまいますが・・・(^_^;))

 ちょっと今回は一度に2つのことを伝えようとしているので、いつもにも増してわかりにくかったかな・・・
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