曇りです。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
百丈が馬祖に参じたある日。馬祖は目でイスの角の払子をじろりと見た。
百丈「(払子を取りに行く)」
馬祖「(自分で払子を取って立てる)」
百丈「この用(はたらき)に即するのですか、このはたらきを離れるのですか」
馬祖「(払子を元のところにかけた)」
百丈「(しばらくその場に立っていた)」
馬祖「お前は今後二つの唇をたたいて、どのように人を教化するのか」
百丈「(払子を取って立てた)」
馬祖「このはたらきに即するのか、このはたらきを離れるのか」
百丈「(払子を元のところにかけた)」
馬祖「喝」
百丈「(大悟した)」
百丈はのちに弟子の黄檗に語った。
百丈「我当時被馬祖一喝 直得三日耳聾(私はあのとき、馬祖に一喝されて、三日間つんぼになるという目におうた」
黄檗「(ぞっとして舌をはいた)」
う〜〜ん、いらん質問などせずに、ただ動け、ありのままに受け入れよ、みたいなところかなあ・・・
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