※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年11月28日

11月28日(水曜日)  只這裏便是妙峰頂

 おはようございます。

 薄曇りかな。


ー秋月龍a著  一日一禅より  kingstoneちょい変えー

 昨日の「堪対暮雲帰未合 遠山無限碧層層」に並べて

 保福と長慶とが雪峰山の裏山に登って交わした問答。

保福「只這裏便是妙峰頂(ただこここそが妙峰頂だ)
長慶「(しぶい顔をしてたしなめるように)素晴らしいには違いないが、惜しいことだ」

 これ、秋月さんによると、その眺めに画竜点睛を欠くとかいうような話ではなくて、「もう日暮れも近いし、やらねばならぬことも多いから、いつまでも見ほれていないで、もう山をおりようよ」ということであるらしい。
 それならめちゃ納得する。
 しかしもとの「只這裏便是妙峰頂」の解説では、ちゃう方向からの説明になってるよな・・・
 今回の説明の方が好きだな。
 典座教訓みたいに、それぞれの人がそれぞれの役割をして働くこと、いかに素晴らしい風景でも、さてやんなきゃなんないことがあるからやろうか、みたいなそんなのがいい。

posted by kingstone at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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