外は真っ暗です。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
ある僧が投子和尚に問うた。
僧 「一切声是仏声 是否(一切声是れ仏声と、是なりや。経に「一切の声は私の声だ」とありますが、本当ですか」
投子「そうだ」
僧 「老師、びちびち屎(くそ)をする音やおならの音を、仏の声としないで下さい」
投子はただちにぴしゃりと打った。
僧 「またお経に『粗暴な言葉も丁寧な言い方も、すべて仏法の第一義にかなう』とありますが、ほんとうでしょうか」
投子「そうだ」
僧 「それでは、老師を一等の驢馬と呼んでよろしゅうございますか」
投子はすぐにぴしゃりと打った。
無礼講だと言われて本当に無礼なことをすると怒られるわけだけど、それより「もっとわかってないやつやな、こいつは」って感じがするな。しかも投子和尚に「お願い」してみたり「おうかがい」をしてみたりしている。これはあかんで。
一切声是仏声 もうそれだけでいいんじゃないか。
経は神戸「暮らしの相談室」当日思い立って参加される方は参加費2000円です。
ラベル:挨拶 天気 禅語