薄曇りです。雲は高いですね。秋やなあ。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
百丈和尚のそばに弟子の爲山(嘘字・さんずいがあってつくりが爲・いさん)と五峰と雲厳がつき従って立っていた。山雨至らんとして、風の堂に満つー何か一騒動ありそうな気配。
百丈「のども唇もふさいで、どうものを言うか」
爲山「まずどうぞ老師からおっしゃってみてください」
百丈「我不辞向汝道 恐巳後喪我児孫(私はお前に向かっていうことを辞さないが、しかしそんなことをすれば、おそらく私は児孫を失うことになるだろう」
いえというなら言ってきかせてもいいのだが、それを言ったら、お前たちが以後少しも骨を折って参究しなくなって、児孫が絶えてしまうかもしれぬから、やめておこう。
児孫って、「弟子」のことなんだな。このエピソードって、一休さんの「屏風の虎を出す話」とパターンは同じみたい。「そんなん言うんやったらお前がやってみい」というやつね。で、最後の百丈の言葉って、完全に「負け惜しみ」やん。
なお ATOK for Mac の文字パレットは単漢字を探すのにめちゃ便利だったけど、「さんずいに爲」は入っていなかった。残念。
今日はNPO作りの話を聞きに行って来ます。
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