いい天気です。
扇風機はつけているけど涼しいです。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
雪峰下の同参の保福和尚(876-928)と長慶和尚とが裏山を散歩している時
保福「只這裏便是妙峰頂(只だしゃりすなわち是れ妙峰頂。ここそが妙峰頂だ)」
長慶「よいにはよいが、惜しいことだ」
妙峰頂は善財童子が最初に訪ねた徳雲比丘の住んだ山で、平等一如、真空無相の悟りの真只中の意。よいことはよいが、そんな所に腰をすいていては死人禅で、「髑髏、野に遍し」である。真空無相は即真空妙用と、衆生済度に働き出るのでなければならない。長慶はそこを「可惜許(かしゃくこ・せっかくのお悟りを惜しいことだ)といったのである。
人のいない広大な美しい景色もいいけど、本当にいいものは雑踏の中にある、みたいな感じかな。
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