雨上がり。曇です。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
梁の武帝(464 - 549)が溥大士(ふだいし。生没年不詳)に「金剛経」の講義をしてもらった。大士は講座の上で机を一つ打つと、さっさと座をおりた。武帝が驚いていると、そばにいた誌公(武帝の宗教顧問)が言った。誌公「陛下、おわかりですか」
武帝「わからぬ」
誌公「大士講経竟(大士は経を講じ終わられたのです)」
おもしろい。
けど、下手すると「裸の王様」になっちゃうんだよな。「馬鹿や自分にふさわしくない仕事をしている者には見えない不思議な布地」が「ある」と思い込んで、みんな見えないのに「おきれいですね」と誉めそやす。で、子どもが「王様は裸だ!」と叫ぶ。
まあ何にせよ、「わかった気」「わかったつもり」になっちゃいかんよなあ。
昨日は歯が痛くなって(意識しては)初めて痛み止めのロキソニンを飲みました。すぐに効いてきてびっくりしました。
ラベル:挨拶 天気 禅語
私の師の一人である宇佐美寛先生は、「大学で講義などするな。座っている学生はサルですらなく、放おっておくとミミズになるような輩だ。そういう輩にはまず人まで進化させる必要がある」という意味のことを言ってました。
|「聞くだけでわかる」からには相当の知識量が必要なのです
これはいろいろ痛感しますね。
で、見栄を張ることもすごく大事なことだと思います。
|そういう輩にはまず人まで進化させる必要がある
そう。そうする必要があります。