※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年08月25日

「保育・教育セミナー」1回目 自閉症の人の特性と自立課題学習

 今日は篠山で「保育・教育セミナー」をしました。

 私は「自閉症の人の特性と自立課題学習」
 なんせ横浜の2011年の調査結果では知的障害特別支援学校の小学部・中学部では6・7割が自閉症だってんだから。自閉症についてみなさん勉強しなきゃだめでしょうと。でその子たちがやりやすい自立課題学習を勉強しなきゃいかんでしょう、とかいう話。

 ハルヤンネさんは「行事について」

 あとQ&A。一応、丁寧には答えたつもりなんだけど、受け止められ方はいろいろかも・・・

 でも、次回以降も続けるほうにみなさん手を挙げて下さったので良かった。



 私の話の参加者は9人だったかな。一応75分の予定で、う〜〜ん、
75分だったのか80分だったのか、よくわからないのだけど・・・
まあ用意したことは全部言い切りました。
「クスッ」という笑いをいくつかとれました。私の場合爆笑は取れ
ないなあ・・・(;_;)


 あと、話しの伏線を貼っておいたのに、回収しきれてなかったところを
syunさんにツッコまれたのは要修行ですな。
 オチはちゃんとつけなきゃ。


 でも、どうかなあ・・・今日集まって下さった方は、先生方・支援者さんばかりで親御さんのみという立場の方はおられなかったよう。さてどんな感想を持たれただろう。

posted by kingstone at 22:52| Comment(2) | TrackBack(0) | おめめどう・視覚支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>なんせ横浜の2011年の調査結果では知的障害特別支援学校の小学部・中学部では6・7割が自閉症だってんだから。

 それは相当数の誤診が混ざっているのでしょうね。何せ近年ではダウン症児のわがまま行動ですら「固執行動であり,広汎性発達障害に属すると考えられる」なんて「専門家」がいるご時世ですから。私が教員になった四半世紀前とうってかわって,当の親が「自閉症」と診断されると安心するんです。

>自閉症についてみなさん勉強しなきゃだめでしょうと。

 親も教員も「ノウハウ」的な理解にとどまるのなら本人に対するプレッシャーは,無理解の時よりむしろ悪い結果を生みます。近年の問題のひとつは「自閉症というレッテルをつけてもらって親や教師が安心したい」という病理です。
Posted by もずらいと at 2012年08月26日 17:59
もずらいとさん、どうもです。

|それは相当数の誤診が混ざっているのでしょうね

これは

http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/shingikai/tokubetu/22jiheisyouteigen.pdf

なんですが、実は先生方が「判断」しておられるので、「誤診」というか、信頼度は低いです。

韓国高陽市での2011年に発表された数字では2005年から2009年までに、小学生5万人を対象にリサーチし、2.64%という数字が出ています。こちらはネイチャーの2011年の7大研究にも選ばれているので、信頼度は高いと思います。

でもまあ私が見るところ、知的障害特別支援学校では自閉症スペクトラムに入るお子さんと、診断名は明らかに違っていても(出生時に身体障害があったりすれば別の診断名がつく)、認知の特性は自閉症スペクトラムだ(いわゆる関連するコミュニケーション障害)というお子さんは半数はいます。

|近年の問題のひとつは「自閉症というレッテルをつけてもらって親や教師が安心したい」という病理です

これは他の障害や病気でも言えますね。
レッテル貼って「安心(?!)」しちゃう。
話はそこから始まるんだけど・・・
Posted by kingstone at 2012年08月26日 18:36
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