今日はいい天気です。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
子どもは母にさっき見た犬を語る。「あのね、犬がね」といって、自分自身四つ這いになる。そのとき子どもは犬と自我の区別が無い。主客未分である(そうかなあ・・・)
現代人は、二元の分別知性に不当に害されているのではないか。主客対立の底に「平等一如」の世界の厳として存することを忘れてしまっているのではないか。禅はまずそこに目覚めよという。それは「平等」といっても、こどもの「主客いまだ未分」(悪平等)に帰れというのではない。「主客すでに未分」(平等即差別)という「一真実の世界」の存することに目を開けというのだ。まず無心に子どものようになって柱になって立って見よ。
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