私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年05月17日

私自身の答え方のスタイル(神戸「暮らしの相談室」で)

 5月15日(火)に神戸「暮らしの相談室」をしました。

 相談というか・・・私の話のスタイルに気づいたことがありました。よくおめめどうのワンステップセミナーでのQ&Aなど「具体的にお答えします」と紹介することが多いです。

 で、しかし、少なくとも私の回答のスタイルは確かに「具体的方法」「具体的な物」については言うのだけど、「◯◯の時、どうしたらいいですか?」とか尋ねられて「Aというふうにやってみたらうまくいくかも。(で、実際にメモ帳などにたとえばの例を描く)しかし□□という理由で無理かなあ。じゃあBというふうにやってみたらどうかなあ。とかいろいろあるよね」みたいな感じが多いです。

 つまり「◯◯の時はAしなさい」みたいな具体性は無い。で、「AやBやCがあって、でどれがいいかはご本人、そしてご家庭の暮らしのありようです。そしてそれは私にはわからない」とか言うわけ。もちろんそこには一貫して「目でみてわかるように」はあるわけですが、そこに盛り込む内容はご本人さんと、周囲の方のやりとりになるわけ。

 つまり「選ぶのはあなた(そしてご本人)なのですよ」ということですね。

 で、またこないだからTwitterで「IEPやサポートブックは情報を絞って」というようなことを書いていました。それから「本人も思いつきで動くこともあるし、先生も思いつきで授業をしたくなることもあるし」と。また「暮らしの相談室」では「先生に自由度を渡さな」という言葉が口をついて出てきました。つまり「先生に(見てわかる方法はとった上で)どんな授業をやるかは先生が考える」ってことですね。

 サポートブックやIEPで教師や支援者を「縛ろう」という話では全然無いわけです。

 で、こないだの「暮らしの相談室」ではハルヤンネさんから「支援者さん(そして教師)に本人に向きあってもらう」という言葉が出てきました。

 これ、私が上に書いてきたことと、まったく同じですね。親の意向で子どもに対応するためにのIEPやサポートブックじゃないのです。いちいち何か起こる度に「どうしましょう?」と親御さんに尋ねられたらそれって変ですよね。

 教師や支援者がいろいろ考え、ご本人とやりとりして、また考えを修正して進んで行く。親が出なくてよくなる。そうできるための「環境整備」であり「視覚支援」であり「グッズの使用」なわけです。そこだけ共通理解し、IEPなりサポートブックに書いておけばいいんじゃないか。(もちろん特性の理解もだけど)

 これってカウンセリング(私の持っているカウンセリングのイメージは古いかもしれない)の構図ともまったく同じ。相手の言葉を傾聴し、明確化し、ご本人が自分で理解し判断し動けるようにするのが目的であり、決してカウンセラーがクライエントを「取り込む」ことが目的では無い。もちろん私達が「暮らしの相談室」でやっていることは「外見上」旧来のカウンセリングとは似ても似つかないものだし、カウンセリングをやっているつもりもないけどね。

「自立のために大事なのは『理解』『選択』『行動』メジボフ。」というのとある意味、まったく同じ構図。 

 まあもちろん「理解」「選択」「行動」の「理解」のためには「特性についての知識」も必要になるし、「行動」のための「選択」のためには、「どんな選択肢があるかの知識」も必要にはなってくるけど。そこはおいおい勉強やなあ。

 で、あとは教師・支援者がうまくいくように何を選んだっていいんだよね。

 で今回の「暮らしの相談室」ではあるトラブルについて「う〜〜ん、こんな方法もあるかな」と私が「どうしてメモ(おにぎりメモ)」にさらさらと例を書いてみたら、それを見た親御さんが「おもしろ〜〜い!!」と言われてました。これも「◯◯の理由でうまくいかないかも」とは言っておきましたけど。

 で、何をするにしてもこの「おもしろ〜〜い」が大切なのだろうと思います。相談に来て下さった方、お帰りになる時は、何か楽しそうでしたから。

 でも、ネットでもですが、リアルにいろいろおしゃべりしてもいろんなことが気づけて楽しいです。

理解・判断・選択(IEPやサポートブックでも)

posted by kingstone at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | おめめどう・視覚支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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