私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年04月26日

大学に行って来た(ゆるいつながりを作りたくて)

 昨日大学に行って来ました。

 いえ、なんて言うか、背景に自閉症や発達障害があり、不登校や引きこもっておられる方の、その方が望めば世界を広げるお手伝いと言うか、ゆるいつながりのきっかけが作れないかな、と思って。

 以前から上記のようなことをぼんやり考えていて、かなり前から学生さんたちに連絡を取ろうとしていました。しかし、なかなか公開されている情報、たまたまの知り合いのルートなど使いましたが、連絡が取れませんでした。

 それが急に3〜4日前にコンタクトがつき、また昨日たまたま近くに行く用事があったので、ボランティアサークルの方に連絡してみると「会える」という話でした。そしてまた落語研究会(!?)の学生さんにもコンタクトがついたので、「一緒に話を聞いてもらえますか」とお聞きするとOKが頂けました。

 今回お会いしたのは、その大学のボランティアサークルの代表の学生さん、そして落語研究会の渉外担当の学生さん(大学のサークルならそういうのもありますね。私もサークルで会計やってたな)。お二人とお約束しました。しかし、話し始めてすぐにボランティアサークルの学生さんがひとりたまたま来られたので「一緒に話を聞いて下さいませんか?」とお願いすると「時間が来たら出ていくかも」と言いながら聞いて下さいました。

 最初に名刺と「おめめどうのこと」・「じんぶな〜自閉症・発達障害の人の暮らしを応援する会『神戸暮らしの相談室』」のチラシをお渡ししました。

「じんぶな〜自閉症・発達障害の人の暮らしを応援する会『神戸暮らしの相談室』」
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 プレゼンの始めに「今日の流れ」のプリントをお渡しし、

「私からのプレゼン20分、学生さんからの質問や意見交換に10分の計30分を拘束させて下さい。もちろんそれ以上、学生さんから話が出て伸びる分にはいくら伸びても構いません」

と告げました。

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                    2012/04/25
今日の話の流れ


1.私の自己紹介
もと 小学校
肢体不自由特別支援学校
知的障害特別支援学校
特別支援学級教師
現在 株式会社おめめどうフェロー
じんぶな〜 自閉症・発達障害の人の暮らしを応援する会代表


2.一般論として自閉症・発達障害について知っていただきたいこと
1)障害者手帳3分類
2)自閉症の歴史
3)自閉症の3つ組みと感覚の異なり
4)自閉症とは、わかりかた(認知)の偏り
5)いろいろな人がいる
6)自閉症スペクトラムについて(診断名について)
7)関わる時に大事なこと
8)具体的にどんなものを使うか?


3.私の相談したいこと


4.意見交換

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 で、本気で20分ですむ(資料に書かれた文字を読み、資料を見るだけなら20分以下で終わると思う)と思っていたのですが、ついついエピソードも語りたくなってしまい、私のプレゼンが終わって時計を見たら1時間が経っていました・・・(^_^;)

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手帳3分類.jpg

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               2012/04/25
自閉症の歴史

1943年 (70年ほど前)レオ・カナー。アメリカで発表。知的に重い。
1944年 ハンス・アスペルガー。オーストリア。知的に高いタイプ。
     オーストリアは敗戦国だったので忘れられていた。
1981年ローナ・ウィング。英国。アスペルガーの報告を再発見。
1994年アメリカの診断基準DSM-4にアスペルガー症候群と採択される。
2000年頃からアスペルガー症候群は一地方教師の私の周囲で話題になりだした。

関わる時の考え方の変遷

1950年代から1960年代にかけて、ブルーノ・ベッテルハイム
1967年に『自閉症・うつろな砦』を出版し名著として読まれる。
    その後、のちのちまで日本でも大きな影響を持つ。
1970年代 エリック・ショプラーTEACCHをノースカロライナ大で
    日本で初めての支援者向けセミナーは1988年。
    しかしなかなか広まらなかった。
    今は「見せる」だけがひとり歩きしている状態。

日本で

2000年以前「自閉症と言ってはいけない」という時代

1996年  私は知的障害養護学校に異動
1997年末 自閉症の子どものクラスルーム研究科(研究会)
2000年  自閉症児託児活動「れもん」(学生さんのお世話になる)

現在 診断名はどんどん出されるようになってきた
   しかしどう対応したらいいかはあまり知られていない
   不登校やひきこもりの増加(障害が増えているのでは無いと思う)

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自閉症の3つ組

1.社会性
2.コミュニケーション
3.想像力(こだわり)
     ※感覚の違い

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認知の偏り.jpg

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いろいろな人大学.jpg

 参考として





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発達障害図.jpg

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spectoram.jpg

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大事なこと

◯見えるコム
◯みとおし
◯選択活動
◯視覚的・具体的・肯定的
◯杖の役割
◯本人に聞く
◯ひとりで(自分で)できる
◯自発
◯自己責任
◯関係性

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具体的にどんなものを使うか?

 これはいくつかのおめめどうの商品群や使用例をお見せしつつ、「見てわかるやりとり」が大切なことを説明しました。

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               2012/04/25
私が相談したいこと

               kingstone
               住所
               電話
               メールアドレス

1.現在私の周囲に自閉症や発達障害の人がいる

2.家から出られなくなったり、友達がいなかったりする

3.(あくまでも彼らが望めばだが)彼らの世界を広げる何かができないか?

4.彼らの好きなものとして例えば
・A ・B ・C ・D
・E ・F
     ※この部分複数の方の例を具体的に書きました。
      一般的なものもあれば、かなりオタッキーなものもあります。
      でも大学生とか、日本全体を見れば、たくさんの同じような
      趣味の仲間はいるはず。

5.あるいは外に出る時の付き添い
  現在ガイドヘルパー制度はある。
  しかし療育手帳が必要だったりする。
  ヘルパーさんに自閉症や発達障害の人への関わり方の知識が無い。
  社会福祉協議会のボランティア登録者の平均年齢は65歳(一例)

6.そういった方とつきあうゆるいつながりが作れないか?
  定期的に週1回とかではなく、何も決まっていないし、
  またその自閉症・発達障害の人本人が何を望んでいるかによっても変わってくる。

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 とまあ以上なようなことを述べたわけです。(一部は変えています。対面だからこそ言えること、ってのもありますから)

 で、ちょっとだけやりとりして、さあ・・・1時間半足らずかかったでしょうか・・・よく我慢して下さったものだと思います。

 で、嬉しかったのは、今回途中で入って来た(つまり私が来ることなんか全然知らなかった)学生さんが私が作った自閉症児託児活動「れもん」のことを知っておられたこと。私が代表をしていたのは2003年3月まで。で、その後親御さんが引き継いで下さって、2005年までもったかなあ・・・2006年くらいまでやろか・・・私はウツになって行かなくなってしまっていたのでよくわかりません。でも6年くらいは前に終わった活動だったのですが、サークルの過去の記録ファイルに残っていたのを読んだことがあるそうです。

 で、今日なんですが、なんと落語研究会の方から連絡があり、興味のある学生さんがおられるとのことでした。めっちゃ嬉しいなあ。またいろんなサークルの方などに声をかけてみようと思います。
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