曇りです。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
趙州和尚がはじめて師の南泉に逢った時。南泉は横になっていた。
南泉「どこから来たか」
趙州「瑞像院です」
南泉「瑞像(めでたいすがた)を見たか」
趙州「瑞像は見ませんが臥如来(ねぼとけ)を見ました」
南泉「(起き上がって)主人はあるか」
趙州「1月とはいえ、まだ寒うございます。老師にはご尊体ご健祥で祝着に存じます」
趙州は即師主として挨拶した。こののち40年南泉に随侍した。
趙州がつねに言っていた言葉。
「七歳童児勝我者 我即問伊 百歳老翁不及我者 我即教他」
(七歳の童子でも自分より勝れた者には教えを乞おう。百歳の老翁でも自分に及ばない者には教えよう)
ラベル:挨拶 天気 禅語