※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年03月30日

3月30日(金曜日)  臨済破夏因縁

 おはようございます。

 いい天気(?)霞のような感じはある。


ー秋月龍a著  一日一禅より  kingstoneちょい変えー

 臨済和尚はある年の夏安居(雨季3か月の禁足修行)の半ばに、禁を破って黄檗山に登った。師の黄檗がお経を読んでいるのを見て言った。
臨済「私はこれまで老師をひとかどの人物と思っていましたのに、なんだ、ただのお経読み坊主だったのですか」
 数日後下山しようとした。
黄檗「君は禁を犯して夏安居の途中でやってきて、まだ安居もすまさず出ていくのか」
臨済「私はちょっと老師にご挨拶のあがっただけです」
 黄檗はしたたかに臨済をぶちのめした。臨済は出て数キロ行ったところで、疑いをもち、引き返して安居を終えた。そして出て行こうとした。
黄檗「どこへ行く」
臨済「河南でなければ河北へ帰ります」
 黄檗は即座になぐりかかった。臨済はその手を捉えて逆に平手打ちをくわせた。黄檗は大笑いして、臨済を認可した。

 こういうエピソード、禅ではいろいろありそうだけど、しかしよくわからん。なんかよくどつきあいしてるなあ、という印象。でもやだよなあ。


posted by kingstone at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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