いい天気(?)霞のような感じはある。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
臨済和尚はある年の夏安居(雨季3か月の禁足修行)の半ばに、禁を破って黄檗山に登った。師の黄檗がお経を読んでいるのを見て言った。
臨済「私はこれまで老師をひとかどの人物と思っていましたのに、なんだ、ただのお経読み坊主だったのですか」
数日後下山しようとした。
黄檗「君は禁を犯して夏安居の途中でやってきて、まだ安居もすまさず出ていくのか」
臨済「私はちょっと老師にご挨拶のあがっただけです」
黄檗はしたたかに臨済をぶちのめした。臨済は出て数キロ行ったところで、疑いをもち、引き返して安居を終えた。そして出て行こうとした。
黄檗「どこへ行く」
臨済「河南でなければ河北へ帰ります」
黄檗は即座になぐりかかった。臨済はその手を捉えて逆に平手打ちをくわせた。黄檗は大笑いして、臨済を認可した。
こういうエピソード、禅ではいろいろありそうだけど、しかしよくわからん。なんかよくどつきあいしてるなあ、という印象。でもやだよなあ。
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