ですから、制度としてあれこれやる権限も無ければ、どこからもお金が出るわけでもない。
ただ、ちょっと気になることがあって、いろいろ情報収集しています。
役所に行きました。
まず障害支援の窓口。
ガイドヘルプについて。質問。基本的には以前調べたことの確認。しかしこれ、私以前調べていたからこそ、整理しつついろいろうかがえたと思いますが、何も知らない状態で親御さんがいきなり尋ねてきたり、また実際に申請する時は「できればご本人も一緒に」(必須では無いとのこと)との話でしたが、目的を達する前に疲れてやめそうと思いました。またご本人が来た場合、まじ混乱しそう。見通しもつきにくいし・・・
面白かったのは、「聞き取りのための記録用紙」があるのですが、以前行ったところでは上司さんと相談の上頂けました。今回のところは上司さんと相談の上「内部文書ですので」ということで頂けませんでした。いえ、全然文句はありません。しかし、「まだ個人情報の記されていない聞き取り用紙」が「内部文書」だから渡せないというのは面白いなあと思っただけです。これも「こういうこと聞かれます」というみとおしは親御さん、本人さんともに持てていたほうがいいだろうな、と思いました。私、以前頂いたから持ってますけど。(これが例えば「判定のためのWISCの問題用紙」とかだと、先に練習しておこう、なんて人が出てくるからあかんとは思います)
これ30分くらいかな。
次に社会福祉協議会、以前おめめどうの営業で話したことがある方が、私の話を聞いて、直接の担当者を紹介して下さいました。私はいろんなボランティアグループのことを調べたかったのね。ものすごくよくわかった方で、かつ正直に
「登録ボランティアさんの平均年齢は65歳。だから知的障害があり多動の人への対応はきついかも」
ってことも教えて下さいました。
しかし逆に言えば「多動でない」人だったら対応できる可能性もあるわけだ。またいろいろなグループに情報を流し、情報収集することも可能であることを教えて下さいました。
私の自閉症児託児活動「れもん」の経験で言っても、ボランティアさんに、あらかじめ「どういうポイントが大事か。どういうやりとりをすればいいか」を簡潔に伝えてあげれば安心してできることも多いはず。その話をしたら相手の方が「サポートブックとかですか?」とおっしゃったのですが、しまった「日本でサポートブックという言葉を言い出したのはたぶん私」ということを言っとけば良かった(笑)
これも30分はかからなかったと思う。
それから神戸大学総合ボランティアセンター(学生の運営しているボランティアグループ。阪神・淡路大震災をきっかけにできたとのこと。実は「れもん」を開始する時、飛び込みでボックスを尋ね、そこでプレゼンしたことをきっかけにめちゃめちゃ戦力になって下さった)にも行ってみました。めちゃ懐かしかったです。電話対応が昼休みと夕方とホームページに書いてあったのでおられるかとアポなしで行ったのですが、おられませんでした。考えたら春休みですね。ホームページにメールアドレスがあったので送っておきました。
しかし・・・大学生がいっぱい活動しています。で壁にサークルの勧誘などもある。考えてみればボランティアセンターの学生さんでなくても、それぞれの趣味のサークルでそっちに深い知識がある人(オタクともいう)もいる。そういうところにはたらきかけてもいいかもしれない。
とあれこれ考えていたら◯◯部△△代部長という知り合いがいたことを思い出した。で電話してみたら現役とも連絡が取れるとのこと。一度プレゼンさせて欲しいむね伝えてもらった。
というわけで直接あれこれした時間は2時間行ってないかな。でも移動時間は結構かかっている。
で、思うのはもし「相談支援」とかするなら、この前段階の下準備、フォーマルな資源とインフォーマルな資源の活用がめちゃめちゃ大切になる。それなしでできるのかな?ってかこの段階の情報収集はもうできてる方がやってはるってことか。
で、「相談支援」だとまず「支援会議」を開き(しかし上に書いたように下準備がすごく大切でもう「会議」ってのはある意味「終わった段階」とも言えるかな・・・ってか何もないまま「会議」を開くと時間泥棒状態になってしまわないか心配)ケアプランを作り、でモニタリングをしないとお金が出ないんだよね。しかもちゃんとした事業所に所属していないと。
ラベル:相談支援 特別支援教育