いい天気です。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
無功徳 むくどく
南朝梁(りょう)の天子武帝(464-549)は熱心な仏教信者で仏教講義をしたり、たくさんの寺を作ったりした。
インドから大聖達磨がやって来たと聞き、勅使をたてて都に迎え、相見した。
武帝「私は多くの仏寺を建立し、たくさんの僧に官許(ってことはお金もついてくるのかな?)を与えて供養した。さだめし、広大な功徳があることであろう」
達磨「無功徳(功徳など無い)」
功徳を思い現世利益を求める心が、すでにもう真の宗教とは無縁のものである。
なるほど。
ラベル:挨拶 天気 禅語
|達磨大師は禅宗の開祖、つまり小乗仏教ですから
ええっ!
禅って大乗になるのかと思っていた・・・
|「功徳」は大なりといえます
ええっと、これは武帝から周囲の人におおいに功徳を施した、ということで、達磨さんの言いたいのは「だから天(?あるいは仏様??う〜〜ん、いったい何になるんだろう・・・)から武帝に功徳が来るってもんじゃない」ってことじゃないですか。
違いますよ。自身が修行することで悟りを開くのが小乗仏教です。大乗仏教は「仏にすがることで極楽浄土にいける」というものです。大雑把に言えば。
>達磨さんの言いたいのは「だから天(?あるいは仏様??う〜〜ん、いったい何になるんだろう・・・)から武帝に功徳が来るってもんじゃない」ってことじゃないですか。
達磨大師は「自身が苦行をすることなく財力にあかせても無意味」としているわけです。でも、大乗仏教の考えだったら「よこしまな理由があるとしてもそれだけのことをするのならそれは評価するべきである」ということです、。
あっ、子どもの頃読んだ子供向け仏教説話集で「嘘から出たまこと」というのがあって、結構好きでした。