私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年03月09日

私のやりたいこと いろいろな所を回って

 今、おめめどうの「ワンステップセミナー in 神戸」や「神戸『暮らしの相談室』」のお知らせ、それに関連しておめめどうの「自閉症・発達障害の人への非常時の支援と工夫(伝える・尋ねる)」なんかについても、いろんなところ(障害福祉関連の場所であったり社会福祉協議会であったり特別支援教育関連の場所であったり)にプレゼンをして歩いています。

 私の意図ってのは相手の方にものすごくわかりにくいかもしれない。

 実は私の意図は「かくかくしかじかのことを知って欲しい」それしかないのです。

 あまり、っていうか全然「おめめどうグッズを売ろう」「セミナーを売ろう」という気はさらさら無い。(ハルヤンネさん、ごめん(^_^;))

 結局さあ、私、肢体不自由養護学校(特別支援学校)時代に、なんか子どもたちに表現してもらう手段が無いかと思って、でリハビリ工学カンファレンスに行ったら、どへーーっ、ここにある情報が全然学校に入っていない!!というのに驚愕し、自腹で機器を購入し、実績を上げ、そして情報を伝え、校内に広めていこうとしたのよね。

 もう「パソコンを使うって?!お前が勝手に趣味でやってることやろ!!」とか言われながら。

 あと「啓蒙」って言葉を使ってしまった時、激怒されたこともあった。つまり「お前、その言葉の意味を知っているのか!!私達が無知蒙昧なやつと言いたいのか!!」ってわけです。ひたすら謝って、それ以後は「啓発」とか「お知らせする」「お伝えする」という言葉を使うようになりましたが。でも、私は私自身のことを「こういう方面の知識に本当に蒙かったよなあ」と思って反省していたのですが。

 この発表はたぶん1995年の夏休みに高松でAACのセミナーかなんかで300〜400人くらいの人を相手にして発表した時の話ですね。内容を話始める前に「阪神・淡路大震災の時にはみなさんにたいへん助けて頂きました」って挨拶をしたことを覚えていますから。

支援機器やグッズを使ったからといって教育できるかえ! と言いたかったという話

 もちろん、当時はその夢とはほど遠い状態で、自腹で機器を揃え、学校でプレゼンし、予算を獲得し、少しずつ揃えていった時代です。そして私はあちこちで頭下げまくりながら、環境を整えて行ったのね。

 でも、基本は「情報を伝える」ってことをやっていたわけです。でも今は肢体不自由特別支援学校(最近は障害種別を頭につけないのが本当らしいですが)ではかなり支援グッズは豊富になってきているとか。さて、なら、私は若い者に「そんな『物』で教育できるかえ」と言えるような状態なのかな?

 さて、その後知的障害養護学校で。

 やっぱり、目の前で理不尽なことが行われているので、視覚支援とか、いろいろ実践しつつ情報を入れようとしていったわけです。で、やっぱりこれもいろいろ頭を下げつつ、また新しい係を作り(ってか本来「パソコン運用担当」の情報処理係を「情報処理っていうなら、子どもたちに周囲の情報を伝えたり、表現する時に見てわかるものを使うのも情報じゃん」ということで情報処理係は視覚支援グッズも扱う、と私が決めた)、プレゼンしつつやっていったわけです。

 本来しちゃいけないらしい「先生方に校内でTEACCH関連の本や『光とともに』を売る」ってのもいっぱいしました。だって、先生方、本屋さんで探しては(あるいは当時本屋さんで買えない本もあった。今は「スペース96」さんでだいたい手に入りますが)買ってくれないんだもん。

 教育委員会の施設で「売っちゃいけない」と言われて、わざわざ道路に出て売ったこともありました。もうみなさんの顔を立てつつね。

「光とともに」を講演会の建物の外で売った話

 で、私はTEACCHから学んだわけですが、現在はいろんな学校で「(ひとつの療法に偏らないために?TEACCHとは言わず)写真のスケジュール」とかは広く入って来ているようです。ただ肝心かなめの「表現コミュニケーション」とか、「本人にいごこち良くする」なんかはどうか??

 さてそれなら、私は今「そんな『視覚強制(視覚支援と言えないこと、多い)』で教育ができるかえ」と言えるかな?

 で、おめめどうです。

 私は、おめめどうグッズを知って欲しい。そして考え方を知って欲しい。
 でね、結局上のAACの支援グッズとかTEACCHの視覚支援とかスケジュールとかと一緒で、決しておめめどうのグッズを買えば万々歳って話じゃないんだよね。

 まあ、そんな、なんやかんやで私は「情報」はいろんな方に伝えたい。そしてその情報を選択するかどうか、そしてそれを広めようとするかどうかは相手の方に任せたい。ってか本当にその方に「ご自由に」やって頂きたい。

 先日も、ある方から「他機関に広めて欲しければちゃんと紹介書(だったか申請書だったかよく覚えていないのですが)を書いて来い」と言われたので、ちょっと喧嘩状態になったのですが、公的機関が他の機関に民間の情報を流すことはどれだけたいへんか知っていますので、はなからこちらはそんなことは望んでいないのです。

 もちろん、その方が自主的に判断して、広めようと思い、広めて下さるなら、それはめちゃめちゃ嬉しい。
 
 しかし、私は「あなたに」情報をお伝えしたいだけなのです。また、もう肢体不自由養護や知的障害養護時代のように、とりあえず頭を下げておこう、という気はさらさら無いのです。(でも普通に接して下さるなら、私は今でもヘコヘコ頭を下げる人ですよ)




posted by kingstone at 15:25| Comment(2) | TrackBack(0) | おめめどう・視覚支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 「知る」ということと「それをきっかけに実践する」ということには乖離が甚だしくあります。ATACでもリハ工でもマジカルでも見かける先生で、でもその人が勤務校でAAC&ATで中心的に活動しているという話を聞いたことがない人を片手くらい知っています。たぶん「これだけ身銭を切って勉強している私って誉めてあげたい」で終わっているのでしょう。
 私は知的障害教育の特別支援学校に転勤したのに、未だに「AACの研修」の「講師」として肢体不自由関係の特別支援学校から呼ばれます。自前で人材が育成できていない証拠です。最近は、講師として呼ばれたくないという意識も手伝って「所詮養護・訓練時代の意識から抜け出せないあなた達にスイッチ教材を使った学習なんて適切にできるとは思えませんね」とか言ってます。困るのはそれでひんしゅくを買うどころか「本音を言っていただいてありがたい。確かにそうだ」みたいな反応になることです。だったら、自分達で改革しろよ!
Posted by もずらいと at 2012年03月09日 21:20
もずらいとさん、どうもです。

もうおっしゃりたいことは痛いほどわかります。
Posted by kingstone at 2012年03月09日 22:53
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