※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2012年02月25日

2月25日(土曜日)  一言のもとに拒絶した

 おはようございます。

 雨です。
 今日は住之江公園まで行くんだけど、まいったな。出発までに上がるといいけど。


ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー

 信州飯山の正受庵には、天下の名石があった。城主本多侯は欲しくてたまらなくなった。使いを立てて懇ろにこれを乞うた。しかし同庵第五世の住持天龍和尚は一言のもとに拒絶した。再三再四の催促にも頑として屈しない。

天龍「前世の形見だから譲り申せぬ」
城主「承諾せねば当城下に住むことを許さぬ」

 和尚は即日「飯山の山より高き正受庵うぬが力で動くものかは」と襖に大書して寺を離れた。城主はさすがに後悔して石のことは断念し、和尚の行方を探させたが杳として知れなかった。


 で、この話、秋月氏は「これほど大事にした石とは、いったい何であったのだろうか」と書いてるけど、この文の裏にも「実は石そのものじゃないんだよ」という意味が隠れているかな?私も支配者→非支配者に対する命令みたいなものに「あほかいな」と答えたっちゅうことやと思うけど。

posted by kingstone at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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