曇りです。さっき薄日が差していたのですが、今は差してないなあ。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
山高水深 雲閑風静 やまたかく みずはふかし くもはしずかにして かぜしずかなり
ー虚堂録ー
高橋泥舟(でいしゅう 1835-1903)は勝海舟・山岡鉄舟と並んで、幕末の三舟といわれた槍の名手。
有る日上野の処静院の住職と話をしていて槍自慢になったら和尚が「お手合わせ願おうか」
で、庭に降り、泥舟は物干し竿を構えた。和尚は箸を持っているだけ。このやろうと思ってつこうと思ったが、和尚には微塵のすきもない。汗ビッショリになって「まいった」と言い和尚に流儀を聞くと
「なに、流名などはない。強いていえば『山は高く水は深し』とでもいうか。または『眼横鼻直』でも『柳は緑、鼻は紅』でもよい」
う〜〜ん、こういう話、嫌いではないけど・・・でも物干し竿対箸でこうなるかなあ?よく「(柔道より)空手2段増し、剣道3段増し」とか言われて「攻撃手段がある方が有利になる」という意味だけど、箸と物干し竿では相当な差がありそうだけど。
まあ、もちろん、ここに出てくる言葉、「あるがまま」ってのは大事だけどね。
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