※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年12月31日

12月31日(土曜日・大晦日) 雲出洞中明

 おはようございます。

 とてもいい天気。
 今年最後のゴミ出しも終えました。


雲出洞中明 くも いでて どうちゅう あきらかなり

 私の考えたこと。 雲が出て、洞窟の中が明るい。??なんのこっちゃ?外が暗くなって、暗いと思っていた洞窟の中も実は明るいとわかった、ってことか?

 解説。 山にかかっていた雲がなくなると、洞穴の中に日が射して明るくなるという意味です。

 ああ、「雲が出る」は「雲が現れる」ではなく「雲がなくなる(出て行く)」の意味か。



posted by kingstone at 09:51| Comment(5) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 「雪消山骨露、雲出洞中明」と聯になっている言葉のようです。なので「出」は平仄など文法の決まりで選ばれた字なのでしょうね。
Posted by もずらいと at 2011年12月31日 16:04
もずらいとさん、どうもです。

そういや、昔、田中角栄が周恩来だったかに漢詩を送ったのに関して、漢文の先生が「これは絶対やってはいけない。平仄を間違って笑われるのがオチだ」とおっしゃってました。
Posted by kingstone at 2011年12月31日 17:17
 平仄どころか韻も間違えていたそうです。
Posted by もずらいと at 2011年12月31日 18:38
まあしかし

リービ英雄さんほどの人でなく、そこらへんの米国人のあんちゃんが、日本人に変な日本語の俳句や和歌を贈ってくれても、日本人は笑わないか・・・「素敵ですね」と言うかな。(でもネットで笑うか・・・)あと、やっぱり一国の総理だったらまずいか・・・でもベルルスコーニからだったら絶対許すと思うな・・・オバマからだったら微妙か・・・やはり権力関係とかもともとの人物像とかにも影響されるな。田中角栄だったら許されそう。
Posted by kingstone at 2011年12月31日 18:50
 いえるのは田中角栄の周りには自民党の政治家にも官僚にも漢詩の常識を知っている人がいなかったと言うことでしょうね。東大卒でも書き下し文でしか理解していないでしょうから。
 もっとひどいのは中曽根大勲位で「ひさかたの 茶のぬくもりや けさの秋」という一句をひねっています。「茶」って天空の自然現象だったんですね(笑)。
Posted by もずらいと at 2011年12月31日 19:19
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