「〜知ってください〜自閉症の子どもたちの支援」
がどうなったかなあ?と思って灘区役所に電話してみました。
まちづくり課の方が対応して下さり、健康福祉課子育て支援係に30冊ほど在庫があることがわかりました。対応して下さった方は「1冊送りましょうか」と申し出て下さったのですが「在庫があるならうかがいます」と直接うかがいました。
そしたら在庫が50冊あり、全て頂けることになりました。
奥付には
2011年3月25日発行
発行者 神戸大学大学院保健学研究科地域連携センター 代表 高田 哲
神戸市須磨区友が丘了丁目10-2
後援 神戸市灘区
印刷 小野高速印刷
文 高田 哲・山根弘子
絵 松井潤子 ほか
とあります。もともと
〜知って下さい〜自閉症の子どもたちの支援(PDF無料・パンフレット50円)
という冊子があり、これに小児科医である高田哲先生が2011年3月時点での医学的情報を加えてさらに詳しく書かれたものがこの冊子です。元の冊子には無かった「診断」や「薬物治療」、また様々な「療法」に対する現時点での評価が簡潔に書かれています。
50冊手に入れたので、30冊くらいまでなら、送料そちら持ち、あるいは手渡しできるかたならお分けします。たぶん、おつれあいさん、おじいちゃん、おばあちゃん、担任の先生などに配るといい冊子です。ただしA5版の小冊子だけど、47ページあって、中身も濃いいので担任の先生に渡しても読んでもらえない可能性はあるかもしれません。一度にお渡しするのは、パッと読めるA4で1枚が限界かも。これは教師を責めてるのではなく、ほんまに忙しいんですよ。だからどへーーっ、と思うのね。そういう意味ではもとになった冊子のほうが薄い分、読みやすいです。
とりあえず自閉症の特性、また基本的な環境の整え方(見てわかるようにする)についてわかりやすく書かれています。
少し残念なのは、本人からの表現については、ほとんど言及されていない点。「周囲から本人に伝える」については詳しく書かれていますが、「本人から周囲に伝える」についてはあまり言及はありません。だから、この冊子を読んで頂く時には、配った方がその点は補って伝えたほうがいいと思います。
えっ?私が誰だかわからないから申し込みようが無い?
いえ、Twitterでもそちらからフォローして頂ければ、DMを私に送れるそうですので、連絡を取ってくださってもいいですし、このエントリにコメントして頂いて、メールアドレスを所定の欄に書いて頂ければ、公開されることなく私にわかりますので、またこちらからご連絡いたします。
なおまちづくり課の担当の方には、
「是非区役所か市役所のホームページに無料ダウンロードできるPDFファイルとして公開して頂きたい」
とお願いしておきました。
その後のやりとりは、こちらにTogetterでまとめています。
〜知ってください〜自閉症の子どもたちの支援 少しですが配布
公開されました。
私のホームページに置かせてもらってます。
「〜知ってくださ い〜自閉症のこどもたちの支援」
うふふ。
予算の関係で灘区の保育士さん限定だったようですから、それ以外の方には言えなかったのじゃないかな。